398話~399話
これで子猫編はラストです。
「んー…悩むなぁー…」
「…名前決まらない?」
「候補は決めたよー!ねー!」
「ニャー」
「…あっそ」
「候補はー、さとなか!とー…しのはら!」
「…却下」
「えーいいじゃーん!かわいいじゃーん」
「…」
「…おにいだったらどういう名前にするの?」
「…俺?」
「うん」
「なんでもいい」
「…それじゃあつまんないじゃん!何か言ってよー」
「…ちょ邪魔すんな」
「子猫ちゃんも聞きたいって言ってるよー!ねー!」
「…」
「あ、あれ?子猫ちゃん?にゃー?にゃー?」
「…」
「…しゃべらなくなっちゃった……」
「…眠いんだろ」
「なるほどー…寝かせておきますかー。毛布持ってこよーっと」
「…俺は部屋いこかな」
「…ニャッ」
「…」
「…」
「…」
「…もうふー♪私のもうふー♪愛しのもうふー…ってあれ…おにいも子猫ちゃんもいなくなってるー…どこいった?」
「んー……あ、お母さんおかえりー」
―
「…やっぱ自分の部屋が落ち着く」
「ニャー」
「えっ」
「ニャー」
「…いつの間入ってきた」
「…」
「…んん」
「…」
「…」
「…」
「こいつ…なんか…」
「…」
「俺を見る目が…むかつく…見下されてる気が」
「おにいー!ポンタ知らなーい!?」
「…だからノックをし」
「ポンター!いたー!にゃー!」
「ニャー」
「ポンタ?」
「この子の名前!ポンタでーす!」
「…誰が名前付けたの」
「結局名前決まらないからさー、前の預かってた人が呼んでた名前にしたんだよー…よく鳴くからポンタって言ってたけれどよくわかんないよねー」
「あー…なるほど」
「あとポンタでわかるけど、オスらしいよー、…ポンタくんって呼んだほうがいいかにゃー?」
「ニャー」
「えへへーオスでもかわいいにゃー」
「ニャー」
「…用が済んだら部屋から出てけ」
「おにいご飯だから呼びに来たんだよー…ポンタ探すついでに!」
「猫のついでかよ」
「ニャー」
「…ん、なんだこいつ猫パンチしやがって」
「ほらおにいポンタって呼ばないから怒られたー怒られてるー!猫に怒られる高校生…ぷっ」
「ニャッ」
「…こいつらむかつく」
「ということで早く下おりるよーおにいー!お母さん待ってるから」
「おー…」
「ポンタこれからよろしくねー!」
「ニャー」
―




