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どこかのだれかがしゃべっているようです ~どこだれ~  作者: 子心
どこかの兄妹がしゃべっているようです
107/175

383話~390話

すごく長いです。といってもすぐに読める範囲内だと…思います。

「おっにいっちゃん!おっはんなさい!」


「…って俺の部屋入ってくんなよ普通逆だろ」


「おー!今日は機嫌いいねおにい!何かあった?」


「…別に」


「ふーん…あ、携帯ロックかけたんだねーつまんなーい」


「何勝手に触ってんの」


「…でも自分の誕生日が暗証番号だと意味ないよねーお兄ちゃんっ!」


「てめっ」


「甘い!私は華麗にかわしたぁ!」


「くそさっさと返せ!」


「…」


「見るんじゃなぁない!」


「これもかわしたぁ!」


「ゲホッ埃が…」


「……おにい返すね」


「っと人の物を投げんな」


「…おにいさぁ」


「あ?」


「女子からのメールで浮かれてるけど、情けないことだと思わないの?」


「…」


「しかもただの中学の同窓会連絡メールじゃん」

「こんなんでうれしそうな顔してるなんて……男として」


「お前に何がわかるってばよ……」


「?」


「女子ともまともにおしゃべりできない俺の気持ちがわかるかよ…」


「あっ…その…言い過ぎた……ごめんね?」


「…」


「あのっ…泣かないで……えっと…」


「…別に泣いてないし、埃に目が入っただけだし」


「…そうだ!私がいろいろおして……教えてあげよう!」


「…」


「…ほらだから鼻かんで…ね?」


「…泣いてねーし…ぐすっ」


「…あの…また後で来るね……ごめんね」



「お、おにいー…」


「…」


「入るよー…」


「…おー」


「すぅー…ふぅー」


「…」


「さて!ではこの私が!」


「…」


「教えてあげよう世の情け!女子へのメール返信!」


「…」


「……まだ落ち込んでる…?」


「…いや別に…」


「そ、そっか…ゴホン!では解説する…前にトイレ!続きはCMの後!」


「…なんだこいつ…」



「…よし!」


「…おう」


「返信の仕方は…!」


「おう」


「素直に想いを伝える!」


「…」


「…以上!」


「…」


「…」


「…」


「…」


「…」


「…」


「…俺でもわかる。それは間違ってると思う」


「えー?でも私そういうメールされたらすっごく好感もてるよ?男らしいーって感じ!」


「お前に期待した俺が馬鹿だった」


「そうだよーおにいのばーか!あほー!ばーかばーか!」


「なにこいつ」



「…自力で頑張るわ」


「待って!友達に電話で聞いてみる!」


「はー?」


「まかせてまかせてー…っと」


「…お前の電話うるさいから外でしろ」


「承知いたす!……電話するからしばし待たれよ!」


「武士か。あとドア閉めろ」



3分後


「…」


「やっほー?元気ぃー?あはは昨日会ったばっかじゃーん!」



5分後


「…」


「それでさー!その人がさー!おもしろくてさー!」



10分後


「…」


「えー?そんなことないってー!」



15分後


「…」


「うん!それじゃぁねーまた学校でー!」


「…」


「…つい長電話になっちゃったー」


「…おい」


「あっ…」


「…」


「…ごめんおにいすっかり忘れてた…」


「…まぁ期待はしてなかった、もうメール返信したし」


「えっ!?見せて見せて!?」


「嫌だよめんどくさい」


「いいじゃん減るもんじゃあるまいしー妹として見る権利はある!」


「はいはいー…俺は寝る」


「無視かよーぶーぶー」


「うるさい……ありがとうないろいろ」


「!」


「おやすみ」


「……おやすみおにい」


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