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どこかのだれかがしゃべっているようです ~どこだれ~  作者: 子心
どこかの兄妹がしゃべっているようです
104/175

369話~374話

長いです。

「おにいー」


「!……ノックしろよ」


「…したよ?」


「えっ」


「ゲームにむつぅ…夢中で聞こえてなかったんじゃない?」


「…でも返事がなかったら入ってくるな」


「…はーい」


「…ってもう勝手に漫画読んでくつろいでるし」



「はくちゅっ」


「…手あてろ」


「おにいティッシュどこー?」


「ほれ」


「ありがっはくちゅっ」


「…つばがかかった」


「ごめーんこのかわいい妹の顔に免じて許してちょー!」


「むかつくわぁ」



「…お」


「…」


「おにいさー」


「…おー」


「…ここにある携帯見ていい?」


「あー…」


「いいの!?」


「…何が?」


「携帯ーもう見てるけどー」


「ダメだ返せ」


「えー!いいっていったじゃーん!ゲームで聞いてなかったおにいが悪い!」


「いいから返せ」


「…」


「俺の携帯を見ながら逃げるなおい」


「…」


「…このっ!」


「きゃー!」


「…無駄にすばしっこいやつ…とっとと返せ」


「いやですー!えへへー」


「ほっ!」


「甘い!」


「狭い部屋でドタバタするな埃立つから!早く返せ!」


「ふっふー捕まえてみろー私にかなうと思って」


「そりゃ!」


「きゃっ」


「よし抑え込んだ…って」


「あたたー…しゃべってる間に攻撃はずるいよおにいー」


「…お前手に持ってた俺の携帯は?」


「…」


「…ポケットか?」


「む……あんま触らないでよー気持ち悪い」


「触ってない探ってるんだよ…てか携帯ないな。どこにやった?」


「隠しときました!」


「…いつ」


「逃げ回りながら?」


「…めんどくさいことしてくれるなお前」


「さぁ探せ!この世のすべてをそこに置いてきた!」


「ワンピか」



「…あれないぞ」


「ふっふー!おにいも甘いねー!じゃあ私部屋に戻るからー」


「…待て」


「え?」


「そのポケットのふくらみはなんだ」


「…」


「…」


「…」


「逃がさん」


「…」


「抵抗できんだろ」


「…おにいずるいー」


「なんとでも言え、ほら返せ」


「ぬー…」


「まったく」


「男の人ってずるいなぁー、力あるんだから」



「お前なんで見ようとしたの?」


「携帯?」


「うん」


「いやぁおにいさー友達いるっていうけど見たことないからさー」


「…」


「いまいちわからないからさーどうしよかなって考えてたら、携帯見ればいいじゃん!って思いついて」


「…もう見た?」


「ある程度の着信とメールなら見た。アドレス帳は見れかなったな…見れなかったなー」


「…そうか」


「まぁおにいにも友達がいることが判明したしー暇もつぶせたしー暴れて楽しかったしー」


「…」


「よかったよかった!じゃあもう私は寝るねー」


「…おい」


「んー?」


「…お前が暴れたせいで部屋が散らかったんだが」


「…」


「…」


「…おにい」


「…」


「おやすみっ!」


「あっ…」

「……むかつく…」



「あっ、おにいおはよー!」


「…おはよ」


「…んっんっん~♪」


「…昨日お前」


「なにー?」


「…最初にポケット探したとき、携帯なかったのにどうして」


「あー…あの時はおにいに捕まる前に逃げながら隠して、おにいが探してるときにこっそり私が回収した!いい作戦でしょー!」


「…」


「結局捕まっちゃったんだけどねー惜しかったなぁーじゃあ私もう行くね」


「おー…」


「いってきまーす」


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