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353話~355話
「…やっぱり家でゲームしてるのがいちば」
「おにいー!」
「…だからノックをしろ、勢いよく開けるな」
「私ひまなんですー!今は夜なんですー!」
「聞けよ」
「ひーまーなーんーでーしゅっ…すー」
「…俺の漫画勝手に読んでろ」
「はーい」
―
「…」
「…」
「…お前さ」
「…なに?」
「最近おにいおにい、ってすぐ言ってくるけど」
「…そうかなー昔からじゃない?」
「昔より増えた気がする」
「うーん…でもおにいって言うの好きだよ」
「えっ」
「おにいって呼ぶときの、にいーっ、にいーっ、っていう発音が好き」
「…あーそっちか」
「にぃー!おにいー!って感じ」
「…よくわからん」
「言ってみれば?にぃーって」
「…にぃー」
「くふっ…その顔、変だーふふっ」
「…」
「おもしろーい…ふふっ」
「…むかつくわぁ」
―
「これおもしろーいねー」
「あー?」
「おにいのやってるゲーム。ピンクの髪の人が綺麗だね」
「おー」
「美人だねー」
「…」
「あっ」
「…なに」
「宿題あった」
「やってこい」
「…まぁ朝やる、から寝るーおやすみー」
「…」
「…聞いてないねー別にいいけど…」
―




