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誰も悲しませないバッドエンド  作者: 二重名々
on truth

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第六十八話「まとも」

「コイツらどんだけ暇なんだよぉー。そして仕事熱心過ぎだよーう」


伊寄、荒くれ者に蹴りを入れる。


「あと二十人くらいだな」


「早く断片を回収したいのですが、、、」


シャナノフ、断片の男性の方を見る。

断片、しゃがんで震えている。


「さっさとぶっ倒そうよ三人と合流するより早くね」


「あ、これ」


お、いたいた。

海乃さんが手を振る。

手に何か大きな装置を付けている。


「バブルオブザーバーだな」


電話しなかったのは戦闘の邪魔をしてしまう可能性があったからだ。

私の方はまだバッテリーが残っていたので様子見に来たが、四人はかなりの人数を倒したようだ。

鉄パイプなどの武器や裏の世界の住人が適当に転がっている。

死んでない、、、よね?


「じゃーあ、向こうはアポトーシスを撃破したんだねぇ」


そうですもっと褒めて下さいよ。

今向かってますから。


「しかし、戦闘でボロボロでしょうからしばらく休んでいて欲しいですね。ここは僕達だけで何とかしましょう」


シャナノフさん、、、。

やっとまともな研究員に出会えた。

とにかく奇人が多い職業だからシャナノフさんにも変な所があるんじゃないかと思ってたけど、、、まともな人だ。

まともな人で良かった。

この幻想で満ちた世界に常識人がいて、良かった。

いや、ほんとのほんとに。

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