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第五十二話「天才少女」
ミーセ・ラブゼアン。
テレビで時々見る、ロシアの天才少女。
頭脳明晰、運動神経抜群、美しいルックス、性格は、、、あまり知らないけど。
彼女が、幻視者。
「はじめまして石見海乃だよ」
「滝井伊寄よぉ」
「武蔵野睦規だ」
「右にヘアピンの私が田島泡里よ」
「左にヘアピンの私が田島沫奈ね」
「って事はあなたたちが幻視者ね。よろしくぅー!」
手を突き出してハイタッチを求めてくる。
私達の事を知ってくれているようだ。
一応ハイタッチ。
「ミーセさんは何の幻覚なんですか?」
「ミーセで良いよ。歳も二つしか変わんないし、敬語も使わなくていいからね。あと、ボクもシャナノフも日本語話せるから別に翻訳機は要らないよ」
そうですか。
「で、ボクの幻覚は動作補助。目に見えないから分かりにくいかも。あ、演習場あるから試してみる?」
「はいはーい見たい見たいー!」
海乃さんが高くハンズアップ。
まぁ、せっかくだし見せてもらおうかな。




