おわりに「and truth」
誰も悲しませないバッドエンド
特別編「and truth」
楽しんでいただけたでしょうか?
この特別編は本編である第二章の後、冬休み中の出来事を描いています。
名前も知らない組織に連れ去られたミーセ、奪還のため本拠地に乗り込む田島姉妹達、そして日常への復帰。
流れ自体は単純ですが、戦う相手が入れ替わるなどしたため実際はもっと複雑に感じられたと思います。
この特別編では全体に田島姉妹と組織の対比が散りばめられています。
言葉を聞いただけだとミーセを誘拐した組織側が正義のヒーローのように思えたり、逆に田島姉妹は悪役のような思考をしていたりします。
えげつない事もアワリとアワナならやってくれるだろうという、ある種の信頼も置いていましたね。
ここからはこの章で登場した主な人物の解説をしていきたいと思います。
特に初登場の人物は詳しく解説します。
田島泡里・田島沫奈
精神共有を持つ幻視者の双子で幻術も扱える
ミーセ・ラブゼアン
天才、島の血族の一人で、動作補助の幻覚や類まれなる美貌も持つ
秋野イズ
普通になろうとしている五指登録の幻視者
能登時晴
自分を犠牲にしがちな、幻想科学の研究者
武蔵野睦規
寡黙な幻想科学の研究者
滝井伊寄
のらりくらりと振る舞う幻想科学の研究者
石見海乃
幻術を扱える、元気な幻想科学の研究者
フィルター
物質選別の幻覚を持つ幻視者で、組織のリーダー格
透明に近い壁を作り出す事が出来る
この壁は特定の物質だけを通さない、または特定の物質だけを通す
壁の広さや厚さはある程度変化させられるが、形状は厚みのある正方形にしか出来ない
本名は不明で、大きな目的も無い人物
ただ面白そうだからという理由でタイムマシンの改造をしようと考えたり、組織を構成したり、行き当たりばったりな生き方をしている
何故か不思議なカリスマ性があり、力を貸す者は多い
モーター
全身をパワードスーツで覆う女性
パワードスーツにより、非常に高い身体能力を発揮する
両手にはイリュージョンエアガン、睡眠ガス噴射装置が搭載されており、全体的に隙が少ない
才能の差を極端に嫌うのは、過去に才能を持つ者に見下され続けてきたからである
才能による差別を社会から無くすために実力行使を求め、フィルターに力を貸していた
ライター
フィルターを盲信している
過去に妹を殺され、その犯人も事件後に自殺
過去を変え妹を助けるために、実際に時間を遡る事が出来るタイムマシンを強く求める
フィルターが妹を助けてくれると信じ、付き従っている
弾を空間に直接出現させる幻術を組み込んだ特殊な銃を使用する
銃弾は非情に脆く、力が加わると中から毒薬が流れ出す
テレポーター
幻術を作り出す事が出来る頭脳を持つ
左腕に式陣の刺青が入っており、左手に触れた物を消滅させる幻術を使う
この幻術は、転移の式を応用している
本来転移の式で作り出した穴を通過中の物体は、途中で穴が閉じた場合入口側か出口側のどちらかに押し出されるが、この幻術では制限の式で無理矢理穴を閉じて通過中の物体を引きちぎる
幻術を裏の世界で提供する商売をしていたが、飽き始めていた
フィルターに面白みを感じ、組織に加入した
構成員
フィルター達の組織の構成員
タイムマシンで過去に戻る事を求め、組織で働いている
グレーな組織に所属している事は自覚しており、犯罪に忌避感は無い
組織の主な活動資金は構成員による詐欺などで得ている
さて、これにて誰も悲しませないバッドエンドは完結となります。
一部分が短く、更新頻度もあまり高くないのでじれったく感じさせてしまったかもしれません。
ですが、まとめ読みしていただければある程度テンポ良く進んでいると思いますので、良ければ読み直してもらいたいです。
コメント、評価、いいね等をして頂けると幸いです。
誰も悲しませないバッドエンド
ご愛読ありがとうございました




