第四話「究極」
時晴の連絡先をスマホに登録する。
最初にスマホが開発されてから何百年も経つが、あまり形は進化していない。
これが究極の形なのか、それとも科学の進歩が遅かったのか。
「一つ提案なんだが、いいか?」
「「ふん?」」
「せっかくだし、お前らも断片探ししない?」
ほう。
へえ。
「「はぁぁぁぁぁ!?」」
「ここで幻視者に会えたのも何かの縁だ。専門知識とかも要らないし、給料もやるから助手としてバイトしてくれないか?」
「私達じゃなくても良いんじゃないの?」
揺さぶってみる。
「いや、お前らが良いんだ。お前らじゃなくちゃだめなんだ」
真っ直ぐな目でこちらを見てくる。
恥ずかしい人ね。
「ま、まぁ、そこまで言うなら」
「協力してあげなくもないっていうか?」
「ありがとう!これから毎日頑張ろうな!」
「「毎日!?」」
今どきこんなブラックなバイトないよ!?
「学校あるんですよ!」
「学生を何だと思ってるの?」
「じゃ、土日だけでいいよ。もうすぐ夏休みだろ?夏休みになったら本気で頑張ろうぜ!」
給料って良いんでしょうね?
そもそも、正規のバイトに含まれるのこれ?
「今日のところは解散!また連絡するから!」
パフェ代を払ってさっさと行ってしまった。
「「、、、帰ろ」」




