表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
誰も悲しませないバッドエンド  作者: 二重名々
and truth

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

277/307

第十五話「ジャンプ」

「こっちの方だったよね」


ミーセは時晴の電話が終わる前に、既に走り出していた。

次第に聞こえる戦闘の音は大きくなっていき、戦場に近づいている事をミーセに実感させる。


「下の伍」


雷電が金髪の男に飛んでいくが、目の前の半透明の壁に阻まれてしまう。


「さっきの、、、」


少し前、ミーセと言葉を交わしていた男は幻視者だった。

イズは正面から迫る壁を横に跳んで回避する。


「下の参」


裂風が幻視者を切り裂こうとするが、足元に発生させた壁を真上に跳ね上げ、大きくジャンプする事で回避した。

さらに、高い位置から見下ろす事によって、ミーセの存在に気付いた。

空中に作り出した半透明の板の上に立ちながら金髪の幻視者は言う。


「おいおい、逃げられてるじゃんかぁ。うーん、キミ達と、暴れてた三人と。こりゃ、もう一人か二人くらいいるね」


金髪の男は即座に状況の確認を行う。

敵の数は少なくとも七人。

ミーセも加勢してくるだろうと考えて数に含める。


「ボクに逃げられてる割には余裕ありそうだね?」


「ま、正直逃げられるだろうって思ってたよ。想定済みなら対策しろって事なんだろうけどさ。使えない部下が多くて困ってるんだよ」


やれやれとでも言いたげな仕草で愚痴をこぼす。


「その場合、上司が悪いんじゃない?」


ミーセは手の中にナイフを生み出し、躊躇せず投げた。


「おっと、幻術も使えるんだったな」


軽く身体を後ろに反らし、ナイフは顔の前を通過する。


「下の伍」


雷電が空気を突き抜ける。

しかし、足場となっていた板を消し、自ら落下する事で避けた。


「キミは不要だ。邪魔するなら潰れろ」


イズは真上から押し潰された。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ