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誰も悲しませないバッドエンド  作者: 二重名々
and truth

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273/307

第十一話「効果」

「時晴ー、ミーセ見つかったよ。救出も成功したー」


「そっちはハズレだったねー」


電話で時晴に状況を伝える。


「おお!良かった!ケガとかはしてないか?」


「時晴!ボクは超超超元気だよ!今すぐ会いに行くから待っててねー!」


今にも時晴探しの旅に出そうなミーセを引っ掴む。


「誘拐犯とは遭遇したか?」


時晴とイズ、私達の二手に分かれて捜索していたが、口ぶりからすると向こうも接敵していないようだ。


「ううん。たぶん海乃さん達が注意を惹いてるからじゃない?」


「そうかもなー。よし、さっさと逃げ、、、おっと」


急に時晴の様子が変わった。


「悪い、見つかったから切るぞ」


足音と共に通話が終了した。


「おーい!時晴!時晴!」


ミーセの呼びかけも向こうには聞こえない。


「助けに行こうよ!」


「向こうにイズもいるし、大丈夫だとは思うけど」


「まぁ、行ってみ」


パキュンッ!


「動かないで下さい」


銃弾が足元に飛んできた。


「、、、来ちゃったかぁ」


「演算装置を捨て、両手を上げなさい。余計な真似をすれば撃ちますよ」


銃口を向け、淡々と告げるのは細身の男だ。

青みがかった髪は切り揃えられ、清潔な印象を与えられた。


「敵さん?」


「悪いけど、こっちは忙しいのよ」


銃口に掛かっている男の指に力が入る。


「ボクを必要としている人は別にいるから、ごめんね?」


ミーセは転移の式で敵の足元に穴を作り出し、男の体勢を崩す。


「エレクトリックナイフ」


電気で投げナイフを作り出し、よろけている男に投擲する。


「うぐっ!?」


刺さったナイフは傷を付けないが、身体を麻痺させる効果がある。


「そのままどっか行っちゃえば?」


「無人島にでも飛ばしちゃって」


「ひどいね、、、」


ミーセに提案を却下されてしまったが、とりあえず敵の無力化は出来た。

少し離れた所に落とされ、痙攣している。


「じゃ、時晴達の所に行く?」


「はいはい!賛成でーす!」


急にハイテンション。

まぁ、幻術を使える今のミーセならこのくらい調子に乗っても再び捕まる事は無いだろう。


「あいよー」

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