おわりに「or truth」
誰も悲しませないバッドエンド
第三章「or truth」
いかがでしたか?
この章は、客観視オブジェクトとなった秋野翔也が繰り返される歴史を観測していく形式でお送りしてきました。
人としての感情、感覚を持つ秋野翔也は歴史修正の際の誤差を無くす事が出来ます。
そこで、歴史の目は秋野翔也を客観視オブジェクトとして世界を観測させます。
修正が必要な時点、つまり島陽三の誕生から現在まで歴史をもう一度再生し、客観視オブジェクトに観測させる事で修正後の歴史が人の感性から見て不自然でないか確認させたのです。
そこに秋野翔也の意思はありませんが、感性や感覚だけは残っています。
ちなみに、繰り返される際に消えた存在の歴史は完全に消去されました。
この章はほとんどが田島姉妹が時晴と出会う前の出来事についてのお話になっています。
歴史を再生しているので各話はほぼ時系列順に並んでいます。
各話の最初には、名鑑と題し、幻想科学についての知識や理論を紹介してきました。
理論に矛盾が無いようにしてきたつもりですが、もし何かご意見がありましたらどうぞお伝え下さい。
この章で初めて登場する人物はあまりいませんでしたが、重要な人物は紹介させていただきます。
想愛
当時十四歳、現在は十六歳
田島姉妹と同じ高校に進学し、美術部に所属している。
シモン・バルジオキとダッケルス・バルジオキ
十五歳で施設から脱走
二十二歳の時にどちらかが死亡、翌年もう片方も死亡。
終わり屋
バルジオキ兄弟に出会った時点で二十八歳
後に、姉の息子に終わり屋の称号を受け継がせた。
傘抜き
十五歳
認識遅延という幻覚を持つ、抜刀術が得意な暗殺者一族の娘で称号集めが趣味。
実力で受け継ぐ事が出来る終わり屋やジャマーシロップの称号などを手にしていた。
ジャマーシロップ
十二歳
電波や電流を遮断させる事が出来るシロップを使う流派の後継者。
針回しのファリウス
三十歳
細長い剣と銃を扱う日本の暗殺者一族の末裔だが、母親はドイツ人とフランス人のハーフ。
ジェミー・マムサカ
二十二歳
何種類ものボールを使って戦う傭兵の子孫。
マッスルガール
二十九歳
素質のある女性に受け継がれてきた称号を持ち、歴代で初めて幻術を使える。
デワンダ・チクリゴ・カワルチ
三十一歳
アマゾン最強であると認められ、名前を受け継いだ男。
解理の研究者
解理の誕生時三十五歳、九十五歳で死亡
島の血族で、かなりの変わり者。
誰も悲しませないバッドエンドはここで一旦完結します。
そして次話からは
誰も悲しませないバッドエンド
特別編「and truth」
をお送りします。
この特別編は本編を知らなくても十分楽しめるようなお話にしたいと思っています。
また、本編を知っていればより深く楽しめると思いますので、是非おさらいしてみて下さい。
ブックマーク登録やコメント、評価、いいね等をして頂けると幸いです。
もうしばらく、誰も悲しませないバッドエンドをよろしくお願いします。
追記
登場人物紹介を追加しました。




