第八十三話「生み出す」
「やるじゃないか」
「、、、どーも」
ミーセ、着地と同時にサテライトシールドを解除する。
「さっき使っていた電気の盾か。だが、五つ合わせても大した大きさにはならなかったはずだ」
老紳士、正面の霊体を消す。
「難しい事は何もしてないよ。盾が炎の流れに合わせて最善の位置に動いただけだから」
ミーセ、服を手で払う。
「、、、まだ名乗っていなかったね。私はサドリア・バナガルト。アポトーシスに所属する幻視者だ」
「ボクはミーセ・ラブゼアン。幻視者で、島の血族で、時晴の将来のお嫁さん」
ミーセ、ナイフを両手に一つずつ生み出す。
サドリア、左右に霊体を五体ずつ生み出す。
「さっきの炎はイズから貰った幻術だ。私が操る全ての兵から放たれるが、構わないな?」
「ボクのナイフは刺さると痛いし痺れるけど、構わないよね?」
ミーセとサドリア、答えずに攻撃を再開する。
ミーセ、ナイフを左にいる二体に投げ、残りの八体から放たれる炎を走って避けながら、右の三体をナイフで切りつける。
霊体、腕を振り回してミーセを攻撃をする。
ミーセ、ナイフで弾き、バックステップで距離を取る。
ミーセ、霊体一体にナイフを投げ、もう一本でサドリアも狙う。
「当たらん」
サドリア、首を振り、顔のすぐ横をナイフが通り抜ける。
ミーセ、その間に霊体を蹴りで地に転がし、他の霊体を転ばせる。
ミーセ、積み上がった霊体を脚で踏み潰す。
「まだまだこれから楽しくなるよ」




