出会い
___________ここは...
俺が立つ周り一面を暗闇が覆う。
見渡す限りの無_____。
そんなことを思っているといつからかどこからともなくたくさんの人の声が聞こえた。
止むことのない罵声。嘲笑。蔑み。
なんでこんなひどいことを言うのだろうか。俺がいったいなにをしたと言うのだろう...。自分の記憶を辿ろうと目を閉じた。
ん?記憶?そういえば俺は誰なのであろうか...。思い出せない。そうか、俺は
「記憶喪失、か。」
そう呟くとさっきまでの暗闇は何処にいったのか、自分が病室のベッドにいることに気づく。
側にいた看護師が驚いた顔で俺が目覚めた事を主治医の医師に走って伝えにいって間もなく、俺は自殺を図った結果死に切れず約半年間植物状態でいたそうだ。俺は浜崎という名であることが伝えられた。
ここまでの話を聞いてなにも思い出せない
...
今後は状態の経過次第で退院とのことだ。
俺が医師の診断をおわして待合室にいると60くらいであろう小太りのおっさんが黒ずんだベンチの横に座ってきた、さらに御構い無しに声をかけてきた。
「命は粗末にするもんじゃないぞ。」
「え?」
「若い時は何かと過ちを犯すことが多々ある。せやけど、短い目で見れば過ちかもしれないけど、長い目で見たら果たしてそれは本当に過ちだったのか?それはこれからの時間が決めることだ。生きていればきっと未来も変えられる。だから順平、過去を変えるんだ。syamu _gameをなかったことにしてはいけない!!」
胸に手をかけられ、俺の体は光に包まれた。
俺の消え始める体をよそに必死に聞き返す
「待ってくれ!!あんたは______」
刹那
病院に突如入ってきた武装集団にその男は銃撃され横に血溜まりを作り倒れた。
俺に銃弾が飛んでくる直前におれは、2014年の春にタイムリープした。
これが人生における最も大切な時間になることをこの時はまだ知るよしもなかった_______。
続く。
レスポンスくださるとモチベにつながります、