表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/51

暴走

高学年のある頃から俺は焦りを感じていた。


彼女との間にある三つという年の差、

それは大人になれば些細な歳の差

かもしれないが、今の俺には大問題だった。


俺が中学になる頃には

彼女は高校生になってしまう。


もう2度と同じ学校に通う事はない。

そんな近くて遠い距離が

俺に背伸びをさせていた。


させた結果......


「うおおお!!右腕に封印した

ナンタラカンタラがっ!!」


結果......


「どうしたの?セバスちゃん?

またおててが痛いの!?」


結果、俺は一種の背伸びを始めて

真央を、その......困らせていた。


今思えば、黒歴史.......なのだろう。


俺は、高学年にして早くも病に、

一般に厨二病と呼ばれる病になり、

自身の存在を虚構で大きく見せる

ことで何とか彼女との距離を

縮めようとしていた。


そして、その日も戯れな嘘を口にする。


そうでなければ彼女が、

大好きな彼女が遠くへ行って

しまう様で恐ろしくて、


必死に嘘を吐く。嘘になるはずの言葉を……


「近づくな!!封印が解ければこの腕からは

刃のような翼が飛び出して......」


【バサリ】



「え?......飛び……出して?」


俺の勢いは、その現象に

全てを奪われ、尻すぼみにそう言った。


まさか、俺の嘘が

現実になるなどとは露ほども思わず......


思うはずもないだろう?


誰が考えるのだ。


突然彼女の服を突き破り、その背に

どんな色も塗り染める様な黒い、

漆黒の翼が、広げた両腕にも収まらない

広く大きな翼が生え出るなんて......


「え?何......これ?」


彼女は、はだけた服を胸元でおさえながら、

剥き出しになった背に目を向けた。

あまりにも突飛な事態に、

まるで感情が追いつかない様な、

ただ唖然とした顔だった。


「え......俺の腕......じゃなくて真央の...

え?......ええぇえええ!?」


ただの嘘のはずだった翼。

それは、俺の腕でなく、彼女の背に現れた。


そしてそれは、全てを壊していった


始まりの事件だった。


厨二病とは、病気ではありませんので、

誤解なき様にお願い致します。


尚、私は未だに厨二病ですヒョウ(๑╹ω╹๑ )


ところで、顔文字って良いですよね(´༎ຶོρ༎ຶོ`)

私は純文学でも顔文字を取り入れるべきだと思う。


時代は変わるのだから(๑╹ω╹๑ )ね?


ほら、いいよ?顔文字(๑╹ω╹๑ )ヾ(๑╹◡╹)ノ"

感情表現楽勝よ?


ん?だめですか?(´༎ຶོρ༎ຶོ`)

えと、自分も内心そんな気はしていました(´༎ຶོρ༎ຶོ`)


本編のモブキャラ紹介

挿絵(By みてみん)

少年ヾ(๑╹◡╹)ノ"

あのですね、彼は悪くないの。

幼さ故家庭の影響をもろに受けるのです。


着想は

昔お葬式で「もうダメだ」と連呼する

子供を見たことですヾ(๑╹◡╹)ノ"


家庭でしてるよくない話、

子供はそれを聞いて育ちますよ?

そして予期せぬ場所で使って貴方の汚点になるのです

ははっヾ(๑╹◡╹)ノ"


挿絵(By みてみん)

おばさん


んー、おばさんです。

近所のやかましいおばさんヾ(๑╹◡╹)ノ"

何にでも初めにいちゃもんつける

タイプのおばさんです


挿絵(By みてみん)

おじさん

一見気弱なおじさんです。

まぁ、時にですね。気弱な事なかれ主義の一言が

なにより重いことってあるんですよねぇ

あーセチガライヾ(๑╹◡╹)ノ"


とな、モブキャラ三昧のあとがきでしたヾ(๑╹◡╹)ノ"


(๑╹ω╹๑ )次回予告(๑╹ω╹๑ )


引き続き悲劇のターンです(´༎ຶོρ༎ຶོ`)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ