帝都/竜騎士団
《帝都》
○リリアンナ・サン・エストール・メル・アルマ(ヒューマン)
大気と調律の巫女にして、帝都の末姫。
普段は城に留まらず、各地の民謡を学ぶ詩吟の旅をしていた。
かなり負けん気が強く、強情であるが普段は隠している。弱みを見せると付け込まれる環境にいたせいでもある。口達者。
○エニス・レイバール(ヒューマン)
アルマの近衛騎士。黒騎士。称号は『双頭』、元相方はチルオール・トルエニア。
鎧甲冑よりもドレスに優雅なティータイムが似合いそうな金髪碧眼のビーナス。でも猪突猛進すぎて、ディオいわく残念評価。
……そんなやつばっかり。
○アルベルト・サン・エストール・メル・ヘクター(ヒューマン)
帝都の王子。
独尊王と呼ばれ、ヒューマンの発展の為に手段を択ばなかった父王を暗殺し、玉座をその手に入れた。自分のやり方につくづくカエルの子はカエルだと痛感しているが、同時に誇りに思う。
王都のラハトとは交流がある。
そう言えばフルネームを出す機会がなかったヒト。
ついでにいうと、彼の名前は『第116部 《番外編》 はじめてのおつかいとは、大人の思惑しかないようです』投稿直前に即決で決められたという余談。決してギリギリまで考えてなかった訳ではない。
○テシカフォリア博士 (ヒューマン)
帝都お抱えのマッド系サイエンティスト。レピュスの改造、チルオールの魂の交換等々を実験した。
方法は読者の悪用防止の為に企業秘密。
あ、チルの実験に大量の魔力が必要で、レトルバに魔女の卵を買ってこさせたのはこの人。
彼の断末魔であるぷちっと潰れるイメージは、大怪盗の三世に出て来た金と銀のヤギの伯爵的な最期から。
ロリコン伯爵ー!\\(۶•̀ᴗ•́)۶////
……はい。
ちなみに、博士が言っていたサングラットの意味は、竜の血を与えられたもの、です。
《竜騎士団》
○アレイスター(ヒューマン)
竜騎士団副団長。雷親父。影薄い。
エニスとは今でこそ隊が違うものの、かつて面倒を見ていた為に今でも気にかけている。苦労性。おとん。
もっと前に出てくる予定だったけど、サミュエルによってその機会がなくなった人。
○サミュエル(ヒューマン)
竜騎士団の斥候。赤い飛竜ヴィンとともにかつては盗賊をしていた。細マッチョ。
最速の竜騎士。かつては彗星の盗賊。どっちにしても恥ずかしいってのは本人談。
戦時に遺言の為のリボンを独断で使ったことで責任を問われたが、本人は気にした様子は全くなかった。
○〈レイト〉(犬の獣人)
ラングスタでディオに懐いていた獣人の子供。ドナドナされた後、紆余曲折得て竜騎士団お抱えの奴隷に落ち着いた。
ディオにもらったレイトの名前を気に入って名乗っている。
ハーフブラットとの終戦後、奴隷の身分から解放されたものの、そのまま竜騎士団に従事する事にした。