海沿いの街/小人の国
《海沿いの街》
○セ=フューリラ・レト(セルキー)
メイとどことなく似ている美丈夫な弟。街の責任者でハンター。無言でいられると怖い(ディオ談)。
メイに比べれば無口だが、戦闘が絡んでくると饒舌。
《小人の国》
○セズクタクヘンリ(レプラホーン)
集落の長。いつも不機嫌そうに見えるけど、そう言う訳ではない。
昔、虫たちが森を襲って来ててんてこ舞いになった時に、オズマ達に助けられた事を感謝している。同時に、当時女子供を守る為に率先して、集落の外に行って通りがかりの冒険者に攫われた仲間の帰りを今も待っている。
○ツィーゲル(フェアリー)
集落の外れに住む変わり者。かつては外界をうろつく事を趣味にしていて、妻子を小人の集落の外に持つ。たまに返ってくる娘を待つのが日課。アルルーンの機嫌を伺う役割を負う事で、集落の外れに留まる事を許されている。
女性に見間違うほどの美人(笑)。
娘は、ネクロマンサーでもあり、この集落の出身らしく、とある花を追っている。例の彼女。
彼が居た事で、彼の娘が小人の国を助けてくれるようにオズマ達にお願いしたのだと言う余談。
○アルルーン(アルラウネ/マンドラゴラ)
レプラホーン達花守が守る妖花(凄い字面だ)。
花の蜜は虫を呼ぶ。生き物を栄養源として捕食する。
駄々っ子。
始まりの森は、全てアルルーンに直接つながっている。
かつてとある人物から魔力を奪って子供を産んだと言われている株とは別株。
○テズエリソール、メズクロムリオ(レプラホーン)
集落のある門を守る者たち。
作中では名前に規則性はないと書いたが、作者個人的な規則性はつくってあるという余談。