セリーア平原近郊の街
○レバンデュラン(キマイラ)
ディオの住んでいた街のギルドマスター。元S級冒険者。バケモノその一。
自ら今の地位や今の居場所をもぎ取り掴んだ、超実力者。面倒見がいいじーちゃん(と、言ってもまだ三百歳ちょっとで若い)。
ディオに言わせればおせっかいクソジジイ。
○シャラ(ハーフエルフ)
レバンデュランのギルド受付嬢。総合案内を勤める、誰もが振り返る美人。その笑顔には、癒し効果が付与されている(ディオ談)。要は気のせい。
冒険者としての腕も確か。短剣、長弓、タロット占いを得意としている。
ヒューマンの父、エルフの母を持っているが、父親の顔は知らないが、レバンデュランは知っているらしい。母親とは縁が切れている。
ちなみに、レバンデュランと出会う前は、エルフでない半端者としてエルフの里のはしっこにて暮らしていた。辺鄙にたったひとりで住む、正確な占いをしてくれる魔女として名を売っていた事もある。
短剣、長弓はその頃にマスター。占いに訪れた客を時々暗殺していた――――なんて、噂も昔あった。昔ね、昔。
○セナ(ヒューマン)
ギルド受付嬢。特筆なし。
○イクスカーロン( ? )
バーのマスター。酒は水。酔う方がおかしいって感覚。
種族は不明。
○マーヤセレル(竜人)
竜鱗の加工を生業とする職人。手慰みに家具も作る。材料の為に黒龍の里を定期的に訪れている。
何気に凄いやつ。