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【結ばれたイト~番外編】バレンタインと……

『結ばれたイトの先(仮題)』 よりバレンタインネタ。

日向七海視線。

「な、七海ちゃん……たすけて……」

泣きそうな顔をして我が家に飛び込んできたのは私の彼・堂元大地の妹・翼ちゃん。

私の双子の兄・黒兎が溺愛(?)している彼女でもある。

「どうしたの?翼ちゃん」

「お兄ちゃんと空が~~~~」

とりあえず玄関先では寒いので部屋に入ってもらい、黒兎が翼ちゃんのためだけに用意してあるココアを差し出す。

一口、二口飲んでちょっとは落ち着いたのか、ほっと息を吐く翼ちゃん。

「で、何があったの?」

まあ、翼ちゃんの持ち物を見れば一目瞭然だけど、事実確認はしないとね。

「あのね……もうすぐバレンタインでしょ?」

あら、予感的中かしら。

翼ちゃんが抱えている鞄からお菓子の本が数冊……しかもチョコ関係の本が顔を覗かせているからなんとなく予想はついていたけど、これは確実ね。

「今年はクロちゃんに手作りチョコあげるって約束しちゃったの」

あらあら、黒兎ったらちゃっかりしているのね。

って、いつの間に約束したのかしら。

「それでね、私、料理はからっきしだから練習しようとしたら……」

どんどん声が小さくなる翼ちゃん。

「大ちゃんと空ちゃんが『俺(僕)には!?』と騒いで邪魔をしてくると?」

「うん、あとお父さんも一緒に……」

あー、うん。

簡単に想像ついちゃったよ。

あの家の男性陣は揃って翼ちゃんに甘いというか過保護というか……過干渉過ぎるのよね。

黒兎と付き合うこと自体はすんなり認めているのに、恋人たちの行事という行事を邪魔しようとするのは如何なものですかね……

今度、大ちゃんを問い詰めておこう。

「なるほど、じゃあ、うちで作る?」

私の言葉に翼ちゃんが嬉しそうに笑顔を浮かべる。

「七海ちゃん、お菓子作るの得意だよね?」

「得意って程じゃないけど……お菓子作りは小さい頃からやっているからね」

小さい頃、母親がよく手作りのお菓子を作ってくれていて、それを手伝っていたらいつの間にか……ね。



ということで週末に翼ちゃんとチョコづくりをすることが決まった。

翼ちゃんの家族には内緒。

黒兎にはバレるから最初にばらしておく。

ちなみに大ちゃんたちにばらしたら翼ちゃんから手作りチョコが貰えなくなるかもね~と脅しておくことも忘れずに……。

うん、黒兎のことだから翼ちゃんの手作りチョコの為なら親友(悪友?)に平気で嘘つくからね。


翼ちゃんからお友達を数人連れていきたいけどいい?というお願いに即OK。

大勢でキャッキャしながら作るの楽しいからね。

それにうちのキッチンは広いから大丈夫です。


翼ちゃんが挑戦するのはトリフチョコ。

初心者でも簡単にできるということで初めての手作りチョコはトリフと決めていたらしい。

翼ちゃんのお友達も同じ考えだったようで、全員トリフチョコに決まった。


チョコづくり自体は問題なくクリアしたんだけど……


翼ちゃんってこんなに不器用だったかしら?

ラッピングに苦戦している翼ちゃんの姿があまりに可愛くて思わず写メと動画を撮っちゃったわ。


「つーちゃん、器用そうに見えて実はかなり手先は不器用だよね」

翼ちゃんのお友達も同じことを思ったのか、悪戦苦闘している翼ちゃんを優しく見守っている。

うんまあ、今回は円柱型のボックスだから難しいよね。

私も過去に何度同じ失敗したことか……

ちなみに翼ちゃんのお友達たちは無難な四角い箱をチョイスしていた。


「翼ちゃん、このラッピングペーパーで包んだら?」

ラッピングに悪戦苦戦している翼ちゃんに不織布のラッピングペーパーをいくつか見せる。

不織布のラッピングペーパーは重宝している。

紙のラッピングシートのようにきっちりって感じではなくてふわっとした感じにまとめると綺麗に見えるので。

まあ、難点はシールやテープが付きにくいってことくらいかしら。



最初は難色を示していた翼ちゃんも最後は不織布のラッピングペーパーを使って次々とチョコが入った箱をラッピングしていった。


チョコづくりの時から思ったのだが、彼女たちの作っているチョコの数……多くないだろうか。


「ものすごい量だけどこれ全部配るの?」

「うん、クラスメートの分だよ。ねえ、さっちゃん、ゆりちゃん」

翼ちゃんのお友達の高坂幸恵ちゃんと大城由里ちゃん。

翼ちゃんとは高校入試の時に知り合って、入学式で再会して意気投合したらしい。


ふむ、彼女たちから私と同じ電波を感じるのは気のせいだろうか。

そう、二次元LOVEの電波を……しかもオールジャンルOKの気配が……

あとで探りを入れておこう。


「そうです。つーちゃんが作っているのが当たりチョコ。私たちが作ったのがはずれチョコなんです」

翼ちゃんを『つーちゃん』と呼んでいるのが幸恵ちゃん。

由里ちゃんは『翼さん』と呼んでいる。

「クラス全員に配るならちょっと面白くしようと思って、当日全員にくじを引いてもらってその番号でもらえるチョコが決まるっていう仕組みです」

「ん?なら、当たりはずれは関係ないんじゃ……」

「七海先輩、翼さんの人気を侮ってはいけません。翼さんにカッコイイ素敵な彼氏が居ようが居まいが翼さんからのチョコが欲しいという男子は多いのです」

「男子だけじゃないけどね」

「ん?彼氏って……付き合っている人がいるってばれてるの?」

「知らない人はいませんよ!つーちゃんと黒兎先輩のデート現場を何人もの人が見ていますから!」

メディアに顔を出していないとはいえ、黒兎も堂々としているわね。

黒兎は隠すつもりないみたいだけど、翼ちゃんもなのかしら。

まあ、翼ちゃんがいいなら私は何も言わないけど。

「今回のチョコは…………厳密には翼ちゃん一人が作ったわけじゃないけどいいの?」

「「ばれなきゃ大丈夫です」」

ものすごく可愛い笑顔を浮かべる幸恵ちゃんと由里ちゃんからちょっと黒いモノが出ていたような……

まあいいか。



全てのラッピングを終え幸恵ちゃんと由里ちゃんは他にもやることがあるからと大量のチョコを抱えて帰っていった。



翼ちゃんとのちょとしたティータイム。

お茶請けはいびつな形のチョコたち(別名失敗作)

「そういえば、本命はどうするの?」

「…………一人で頑張ってみる」

「ふむ、なら前日ウチに泊りに来る?」

「え、でも……」

「ああ、両親は12日からプチ旅行に出かけているし、黒兎は仕事だから。13日は夜中までレコーディングで帰ってこれるの14日の朝になるらしいよ」

壁に掛けてある家族のスケジュールボード。

両親は12日から15日までミステリーツアーに参加するらしい。

黒兎は11日から13日まで泊まり込みでゲームの収録とキャラソンの収録と書いてある。

私もちょっと期待している作品だから楽しみなんだよね~♪

「それに翼ちゃんの家じゃ、また大ちゃんと空ちゃんに邪魔されるんじゃない?」

「うっ」

「たまには女の子同士で楽しもうよ♪」

これが決め手になったのか翼ちゃんのお泊りが決定した。


もちろん、チョコづくりのために我が家にお泊りの件は黒兎に速攻メール送ったわ。

返ってきた返事がこれまた素直というかなんというか……


『え?まじ!?Σ(゜口゜;

 13日の収録は速攻終わらせて帰るから

 大地や空君が迎えに来ても追い返してよ!

 (((o(><;)(;><)o))) 』


普段あまり顔文字を使わない黒兎の顔文字に思わず笑ってしまう。



「そういえば、大ちゃんと空ちゃんとおじさんの分は?」

「それはもう用意してあるよ」

「え?手作りじゃないの?」

「なんで手作りしなきゃいけないの?」

きょとんと首を傾げる翼ちゃんに思わず苦笑い。

「それにクロちゃんとの約束だもん」

薄らと頬を染める可愛い翼ちゃん。

「今年の手作りチョコはクロちゃんだけって」

うわ~。

黒兎……先手を打っていたのか。

これは後日、大ちゃんにチクっておこう。

「あれ?でもクラスの子たちのは?」

「私はチョコを刻んだだけだよ?仕上げたのはさっちゃんとゆりちゃん。私の手作りとは言えないでしょ?」

にっこり笑いながらいう翼ちゃんに私はクラスメートたちが哀れに思えてきた。

「それにね、誰も手作りをあげるとは言っていないのに勝手に盛り上がった方が悪い」

わぉ~翼ちゃんから黒いオーラが見えるのは気のせいかな……

温かいはずの部屋の温度が急激に下がった気がする。

「女子全員でチロルチョコを大量に共同購入して面倒くさいけど小分けの袋に入れて配ろうって話していたのに、男子たちが勝手に『手作りチョコが貰える』って他のクラスの子に誇張してくれたおかげでこんな目になったんだよ……」

ため息をつく翼ちゃんの肩を軽く叩いて労う。

どうやらその話を聞いたクラスの女子が結託して翼ちゃんにちょこっとだけ手伝ってもらってチョコを作ることに決まったらしい。

クラスの中で一番料理が得意な幸恵ちゃんと由里ちゃんの提案らしい。

翼ちゃんは料理は苦手だから助かるとその案に飛びついたってところかしら。



バレンタイン前日。

朝から黒兎のウザイメール(エプロン姿の翼ちゃんの写真を撮って送ってくれという迷惑メール)を無視して翼ちゃんとチョコづくり。

といっても前回と同じトリフなので翼ちゃんも手順を覚えているらしく失敗なく完成。


しかし、再びラッピングに苦戦中。


ネットを見ては、あーでもないこーでもないと言いながら真剣にパソコンで検索をしている翼ちゃん。

黒兎相手だから簡単でいいのにと言ったら

「初めてのバレンタインだから記憶に残るようなものにしたいな~クロちゃん、ファンの子からいつもかわいらしいの貰っていたから……」

とほんのり頬を染める翼ちゃんが可愛くて私も一緒になってアレコレ検索してしまったではないか!


そもそも、黒兎なら翼ちゃんからならチロルチョコ一個を手渡しされただけでも喜ぶって!

それにファンの子からのチョコは事務所から孤児院に寄付しているって聞いたわよ。

(さすがに手作りっぽいのは破棄しているみたいだけど)



四苦八苦しながらなんとか完成したのが夜の11時だった。

翼ちゃんはコツさえ掴めばあとは自分のモノにしちゃうんだよね。

まあ、自分のモノにするまでの道のりが長いけど……


出来上がったものを満足げに見つめている翼ちゃんの姿をパシャリ。

うん、かわいいかわいい♪

あとで大ちゃんに見せてあげようっと。


片づけをしてテレビを見ていたらメールの着信音が響いた。

誰からだろうと思ってメールを開いたら久龍さんからだった。


『黒兎の収録終わった。

 今、スタジオを飛び出した』


思わずメールを二度見してしまった。

久龍さんからのメールには続きがあった。


『ほぼNGなしの高速収録。

 スタッフ驚きの連続。

 理由聞かれたから正直に答えておいたよ。

 ネタ提供完了(゜∇^d)』


あー、はいはい。

しっかり現場にネタ提供したんですね。

またからかわれるんだろうな…黒兎は……

翼ちゃんと付き合いだしてから先輩役者の玩具になっているみたいだからな。

黒兎がいつも以上に力出すのは翼ちゃん関係だけだからそのうちみんな気付くんじゃない?

いずれそれが当たり前になりそうだけど……

あ、そのうちプロデューサーや監督たちが『翼ちゃん』という餌をぶら下げるかも……

その前に、プロダクションの社長さんが満面の笑みを浮かべながら餌をチラつかせているだろうけど。



張り切り過ぎていたのか、いつの間にか眠ってしまった翼ちゃんに毛布を掛けていると玄関の鍵が解除される音がした。

時計を見ると0時を回っていた。

音を立てずにリビングに姿を現したのは予想通り黒兎。

静かにって合図を送ると小さく頷いて丸くなって眠っている翼ちゃんのそばに腰を下ろした。

翼ちゃんの頭を軽くなでて

「ただいま、翼ちゃん」

愛おしそうにその寝顔を眺めていた。

黒兎のこの表情は滅多に見ることはできない。

翼ちゃんだから引き出せる表情だ。


あ、もちろんカメラに納めたわよ。こっそりとね。


翌朝、自分の隣に黒兎が寝ていて驚きつつも嬉しそうな翼ちゃんの笑顔を見逃したのは悔しい。

黒兎は寝たふりをしてしっかり拝んだらしい。

私はいつも通り寝過ごしてしまった……


私が起きた時には二人の姿すでになかった。

テーブルの上にはおいしそうな食事と小さな箱が二つ置いてあった。


『七海ちゃんへ

 手伝ってくれてありがとう。

 これからもお兄ちゃん共々ヨロシクね(*^o^*)

  HappyBirthday&HappyValentine♪

                    翼』


『to Nanami

  誕生日おめでとう。

       from Kuroto』


翼ちゃんからのプレゼントはターコイズのストラップ。

黒兎からのプレゼントはアメジストのピアス。

どちらも2月14日の誕生石と言われている。


思わず涙がこぼれるとタイミングよく玄関のチャイムが鳴った。

涙を拭って慌てて出ると大ちゃんだった。


「こら、相手を確認せずに出るなと何度……なんかあったのか?」

「え?」

「涙の跡がある」

「……」

「とりあえず上がらせてもらうぞ」

私の背に手を当てながらリビングに移動した大ちゃんと私。

リビングのテーブルの上のプレゼントを見て大ちゃんは察したようだ。


「まさか翼に先を越されるとはな」

「え?」

小さく呟かれて聞き取れずに聞き返したけど大ちゃんは答えてくれなかった。

「まずは、朝食を食べろ。その朝食、黒兎がお前のために作ったんだろ」

「いや、多分自分たちのついでだと思う」

これは確信をもって言える。

今まで黒兎が私のために朝食を休みの日に作ってくれたことはない。

適当に食べろと言われているから。

「大方、翼が『七海ちゃんの分は?』とか言ったんだろうけどな」

クスリと笑う大ちゃんはしょうがないなって感じの表情を浮かべていた。

「ほら、さっさと食べろ。食べ終わったら出かけるぞ」

「あ、うん」

大ちゃんに促されて私は朝食を急いで食べた。


身支度を整えるのに数十分。

大ちゃんを待たせるのは気が引けたので簡単なメイクとヘアセットだけで準備完了。

「ん?もう終わったのか?」

リビングでコーヒーをのんびり飲んでいた大ちゃん。

「うん」

「じゃあ、出かけるか」

「どこに行くの?」

「そうだな、ナナの誕生日だしナナの行きたい所に片っ端から行くか」

私の頭をポンポンと叩きながら嬉しそうに笑っている大ちゃん。

「あ、その前に……」

私はキッチンから小ぶりの箱を大ちゃんに渡す。

「はい、バレンタインチョコ。今年もちゃんとした手作りだよ」

「ん、サンキュ。家に帰ってからじっくり味わうわ」

薄らと頬を染まっている大ちゃんがなんとなく可愛いと思ったのナイショ。



「うーん、本当は最後に渡そうと思ったけど今渡すわ」

鞄から取り出されたのは小さな箱。

「今更って感じがするが……受け取ってほしい」

私の手のひらに置かれた小さな箱。

リボンをほどいて蓋を開けると小さなダイヤがついた指輪がキラリと光った。

「え?」

「魔除けな」

「魔除け?」

「そう、魔除け」

「指輪が魔除け?」

「俺にとってはな」

そっぽを向きながらもちゃんと答えてくれる大ちゃんに抱き着いた。

慌てつつも、しっかり抱きとめてくれる大ちゃん。

「どの指にはめてもいいの?」

「バカ、左手の薬指以外に着けるな」

そういうと私から箱を取り上げて指輪を取り出すと私の左手の薬指に通し、ちゅっとキスされた。


多分、私の顔は今、真っ赤だと思う。

普段あまりスキンシップをする方ではない大ちゃんからの行動にドキドキがおさまらない。



だけど、すっごく幸せな気分です。




***


翼ちゃんの手作りチョコは黒兎の自慢話によって各方面に知れ渡った。

翼ちゃんと親しい人たち(家族・親族含む)から来年は……という打診に

「ごめんなさい。手作りはクロちゃん限定です」

とそれはそれは輝かしい笑顔を浮かべて断られたとか。

「あ、クロちゃんを恨んじゃダメですよ。私が手作りチョコをあげたいのがクロちゃんだけなんですから」

と笑顔で牽制してたのが見ものだった。



ちなみに翼ちゃんの学校では最後までばれなかったとか……

幸恵ちゃんと由里ちゃんはどう対処したのだろうか……

後日、連絡先を交換していたので聞いてみた。


「ああ、簡単ですよ。つーちゃんの名前を代表者にしたメッセージカードをつけて、渡す係をつーちゃんにやってもらったんです。つーちゃんからの手渡しってことで手作りだろうが既製品だろうがどうでもよくなったみたいですよ。うちの学校の連中は」


ん?学校?

クラスメートだけじゃないの?


「えーっと、クラスだけじゃなくて、部活の方でも同じ対策にしたんです。翼さんとクラス、部活が違う人たちは滝の涙を流していました。元生徒会書記と元図書委員長以外は」


そのことをなんとなく翼ちゃんに話したら元生徒会書記と元図書委員長はお世話になったので個別に渡しただけだと何ともあっさりとした答えが返ってきた。


「あれ?絵斗さんにも渡したって聞いたけど?」

翼ちゃんを後ろから抱きしめながら話を聞いていた黒兎の問いにも『春江先生にはクラス女子一同で贈ったんだよ。私が代表で渡したの』と黒兎の腕から逃げ出そうと抵抗しながらもあっさりと答えたのだった。





余談

幸代ちゃんと由里ちゃんは間違ないく私の仲間だった。

それとなく私の創作サークルに誘ったら即入りたいという返事が来て、あっという間にサークル仲間に溶け込んだのには驚かされた。

そして、NL、GL、BLなんでもござれ(ただし二次元キャラに限る)の人達だった。

彼女たちの入会により、さらなるサークルファンが増えていたと知ったのは夏の祭典の時だった。



甘くないバレンタインネタでした。

何気に翼ちゃんの性格が黒くなっているような……(´・ω・`)

翼ちゃんは影で努力する子だったりします。



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