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人間ダイアリー

作者:夢菜
――人間には、誰しも一人一人に物語がある。
それはその人しか知らない物語。
伝記みたいなものかなあ。
誰かがその物語を見つけて読むかも知れないし、読まれずに朽ちていくかもしれない。
まあ、この世界には何億人という人がいるのだから、読まれずに朽ちていく物語がきっと多いのだろう。
語られる物語はほんの一部しかない。
多くが誰にも気付かれず、静かに消えていく。
しかし語られない物語にもちゃんと主人公がいて、始まりと終わりがある。
構成はどの物語も同じ。ただ運がなくて語られないだけ。
語られる物語は、華やかな物語ばかり。
金持ちの話、才能に恵まれた人の話、世に貢献した人の話とか。
逆に語られない物語は、ありきたりな平凡な話だ。
しかしその平凡な物語にも、必ず起承転結があり、この世で唯一つしかない物語なのだ。
だから僕は『この世で唯一つしかない平凡な物語』を語ろう。
誰にも読まれるはずのなかった物語を、僕が読もう。
そしたらその物語も少しは浮かばれるんじゃないか。
僕が適当に選んだ三つの物語。
その物語たちは運がいいね、何億分の三の確率なのだから。
さあ、この物語は一体どんな話なのだろう?

この世界の人間の物語が並ぶところで、暇を持て余した一人の少年は、三冊の本を手に取る。
その三冊の本は、どれもどこにでもいる平凡な少女たちのお話。
少年はその三つの物語を語る。

平凡な少女たちが主人公の、『どこにでもあるありきたりな物語』が今語られる。
Prologue
Prologue
2016/01/13 19:24
Friend
2016/01/13 19:43
2016/01/13 22:16
2016/01/16 14:10
2016/01/17 13:24
2016/01/18 19:47
2016/01/19 21:42
2016/01/22 19:20
2016/01/26 20:38
2016/01/29 21:43
10
2016/02/24 19:15
Family
2016/03/14 17:57
2016/04/10 21:45
2016/04/28 21:49
2016/05/03 17:39
2016/05/08 12:45
2016/08/01 21:19
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