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消失  作者: かわし
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プロローグ

「残念ながらお時間です。

これが最後のTV放送になってしまい非常に残念です。

家族や愛する人と最後の大切な時間を。

では。残りの二日間悔いのないように、お過ごしを。」



そう言ってテレビの画面は真っ暗になった。



頬を伝う涙。



あぁまた一つ終わりがきてしまった。



そして絶望が襲いくる。



思考をまわせばまわすだけ襲い来る絶望に髪をかきむしりうなだれる。


涙は頬からもこぼれ落ちそして床に落ち気化を始める。


小さな声でつぶやいた。



あと二日、長いなぁ、、、。





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