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ちょっとためになる話

クスノキ

作者: 太陽
掲載日:2026/03/14

 雨が振り 来週には晴れるなど 春先のお天気はとても気まぐれですね。

ですがそろそろ冬のコートをしまって、軽やかな春の装いで出掛けたくなります


大切な衣類を虫から守ってくれる防虫剤は、その昔、天然の樟脳しょうのうが使われていました。

原料は、古くから防虫効果のある木として親しまれてきた、クノスキです。


「クスノキ」ときくと小説を読んでいる私としたら東野圭吾による累計100万部超のベストセラー長編小説で映画化もされた「クスノキの番人」を思い出してしまいますね


クスノキの成分だけで作る天然樟脳は、森林浴を思わせる香りがすることをご存じですか。

最近は、リフレッシュ効果が期待できるとも言われているんです


また、揮発性が高いので、衣類についた匂いも、風通しの良い場所で空気にさらしておけば、ほとんど気にならなくなるでしょう。


クスノキで作る天然樟脳は、かつて日本の特産物でした。

16世紀の半ば、織田信長の時代にはすでに、日本で製造した天然樟脳を海外に輸出していたそうです。

江戸時代には、生糸きいとと並ぶ重要な輸出品でしたが、昭和の高度経済成長期になると、化学合成品が盛んに作られるようになりました。


今では、貴重なものになった国内産の天然樟脳。

その伝統的な製法を、地元のクスノキを使って守り続けている人たちがたくさんいるのです


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