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5月26日 聖淮戦サポートメンバー

 現在の生徒会は、私も含め5人で構成されていた。副会長が藤原結、書記が夏目満喜、会計が藤田由作、会長秘書が涌井世那。その5人をとりまとめるのが私。中学生までなら考えられなかったか。私たち5人の生徒会の下にあるのが委員会と言われるものだった。

 聖淮戦サポートメンバーとして、サッカー部の藤森と野球部の湯浅が入ることになった。私としては、彼らが入ることによって、何か変わるとは思っていない。というより、先生方にとって何か起きた時に人が多ければいいというよう考えなのだろう。


 涌井「ここの名前どうする?」

 私 「ん?」


 涌井が見してくれた資料は、聖徳高校に出す資料だった。聖徳高校とは、6月1日に打ち合わせをする予定。その日に提出しなければならない資料を今、涌井は記入していたのだった。


 涌井「聖徳高校行くの楽しみ?」

 私 「うーん。別に楽しみではないかな」


 優しそうな顔で答えた。


 私 「そうなんだ。楽しみなの?」

 涌井「どっちでもいいかな?」


 本音を言えば行きたくない。聖徳高校と淮南高校は少し距離がある。


 私 「涌井くんも、試合出るんでしょ?」

 涌井「もちろん」


 涌井は、バスケ部キャプテン。この生徒会にも、入りたくなさそうだったけど藤森に説得されて入った一人だった。彼は、とても優しい。みんなからも愛されており、人気のある生徒だった。


 私 「涌井くんは、バスケ上手いの?」

 涌井「うーん。どうだろ。そんなに上手くないと思ってるけどね」


 資料に文字を書きながら、答えていた。


 私 「でも、キャプテンだから上手いでしょ」

 涌井「だと、いいけど」


 自分のことには、あまり興味がない様子だ。


 私 「バスケ部っていつ試合あるの?」

 涌井「たしか、野球部の試合時間と同じらしいよ」


 野球部は、午後の13時くらいから試合だった気がする。


 私 「へぇー、そうなんだ」

 涌井「みんな野球部の試合観に行くから、人が少ないだろうね」


 野球部に対して、嫉妬なのか。それとも、ボケなのか?私にはわからないけど、楽しみながら生活していることはわかった。


 私 「そんなことないでしょ」

 涌井「あるよ。みんな野球部の試合みたいでしょ」

 私 「そうなのかな?」


 まぁ、一般的に考えたら、野球の方が人気ということはあるけど。そんな差はないと思う。うちは、野球部よりサッカー部の方が人気だし。

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