7月6日 聖淮戦(同点)
今日は、薬のせいかめちゃくちゃ眠たいな。早く寝れたらいいんだけど、なかなかいい値段だった。今にも、眠りにつそうだった。
ー6月19日ー
前半がもう終わろうとしている中、グラウンドに立つ選手たちは、最後まで必死にボールを追いかけていた。聖徳高校の選手は、ボールを受けすぐさま前を向きドリブルをしかけていく。淮南高校の選手も取りに行くが、なかなか取れないみたいだ。すると、もうコーナー付近までやってくる。どこにパスを出すべきか迷っている。今のうちに行かないと。マークがつきながらもペナルティエリアに入っていく。すると、淮南高校の林がなんとかボールを外に出し、コーナーキックとなった。ペナルティエリアには、ラストチャンスと思ったのか、聖徳高校の選手が上がってくる。
ここで点を取られたら、ヤバいな。沢田、宝来、中沢のレギュラー選手に加えて、途中交代して入った古山もいる。グラウンドには、なまぬるい風が吹き込んだのと同時に、聖徳高校の井川は、コーナーキックを蹴ったのだった。てっきり、沢田や宝来が蹴ると思っていただけに想像とは大きく異なる。井川の蹴ったボールは、空中へと浮かぶ。誰が空中戦を制するのだろうか?聖徳高校の選手は、井川が蹴ったボールをめがけて、飛び上がる。一斉にジャンプした空中戦の中で一番飛び上がっていたのは、聖徳高校の宝来だった。ボールは、ゆっくりとゴールの方に曲がっていく。それに合わせたように宝来がヘディングをしようとしたが、淮南高校の選手がおり、上手く触れない。お互い触れないまま、ボールはこぼれ落ちていく。点々と転がるボールにいち早く反応した選手は、聖徳高校のエース沢田。ちょうどいい場所にボールが転がったこともあり、ゴールキーパーも前には出てこれない。ボールを取った沢田は、軽快にドリブルを行いそこから右足で豪快なシュートを放つ。ボールは、ゴール左隅へと飛んでいく。
ここから打ってくるのが想定外だったのか、守備陣は全く反応できない。ゴールネットに包まれているのにも関わらず、ボールはまだ勢いがあるように見えた。ゴールを決めたエース沢田は、大きく手を広げ、俺のところに来いと手を動かす。エース沢田のもとには、次々と選手が近寄っていく。聖徳高校のベンチからは大きな声援が鳴り響く一方、淮南高校の選手たちは一気に静まりかえってしまう。もう、前半46分かぁ。そろそろ終わるな前半も。




