7月5日 聖淮戦(守備)
もう後20日ほどで、高校生方最後の夏休みに入る。楽しみなのか楽しみじゃないのか、まだ私は想像がつかないでいたのだった。
ー6月19日ー
真夏の暑さもあってか、思いの外みんなバテてるような気がしていた。聖徳高校は、ゴールを決めた工藤ですら変えたしな。こっちも動いた方がいいのだろうか?時刻は前半40分が過ぎようとしていた。アディショナルタイムは、どうやら4分のようだ。聖徳高校は、ここからもう一枚変えるのか?ベンチ前は、慌ただしく体を動かしていた。攻守がすぐに切り替わっていることもあり、中盤の選手が疲れていることはわたしにもわかる。ここで、もう一点取りたいな。ただ、これは淮南高校だけでなく、聖徳高校も思っていることだろう。すると、聖徳高校が選手交代の合図を送っていたら。
どうやら、2牧変えるようだ。一人が辰巳。もう一人が野木。これで最初の工藤を変えたから、もう交代の枠を3枚使ったのか。こっちはどうするんだろう?ベンチに戻っていく辰巳、野木。それに対してピッチに入っていく古山と羽川。私の横にいる勝地たちは練習しないのだろうか?私は疑問だった。
私 「勝地は、練習しないの?」
勝地「出ないから、今はしないよ」
出ないって。出たくないのだろうか?
私 「でも、わかんないんじゃないの?」
勝地「わかるよ」
私 「どうして?」
ピッチに入った古山は、工藤と何かを話していた。
勝地「藤森と玉波見てたら、今ピッチで起きてることは大体わかるよ」
私 「そうなの?」
勝地「うん」
私 「じゃあ、今はどんな感じなの?」
本当に勝地の言うことが正しいなら、答えれるはずさ。
勝地「今は、守る時間帯なんだよ」
私 「守る時間帯って?」
勝地「サッカーは、攻守の切り替えが大事なんだよ」
私 「まぁ、それはわかるけど」
勝地「今は、守る時間だから攻めの俺は入るべきじゃないってことよ」
なるほどね。そういうことかぁ。聖徳高校のフォーメーションが変わったこともありベンチからは指示が飛び交っていた。
【フォーメーション】
宝来(FW)
沢田(FW) 井川(FW)
中沢(MF) 唐沢(MF) 古山(MF)
富山(DF) 相田(DF) 羽川(DF) 原田(DF)
川上(GK)




