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日常で世界を変える(南坂編)  作者: mei


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7月2日 聖淮戦(反撃)

 やっぱり一人になると、いろいろなことを考えてしまうな。私は、この時間があまり好きではない。ただ、結局人間なんて最後は一人なのだから仕方がない。私は、何のために生まれて何のために生きるのかがよくわからなかった。こんな哲学的なことを高校生が考えるのか?高校生なんて、みんな毎日生きることだけしか考えていないだろう。私なんかおかしいだろう。そう思わなきゃ、いろいろやってられない。私は、生徒会室で体育祭の案を書き終え、プリントアウトしたのだった。


 ー6月19日ー


 ヤバい、ここで決められたら。ボールをもつ聖徳高校のの沢田。ゴールを守る淮南高校の島崎。沢田は躊躇なく、右足を振り抜いた。シュートは、ゴールの左隅へと飛んでいく。ボールの方向へとキーパーの島崎も必死に手を伸ばす。ボールはキーパーの島崎の手に手にボールを当たる。そのまま、右方向へとボールが転々と転がっていく。ボールを聖徳高校の選手が追いついたが、ラインをわったという判定が。よかったぁ。淮南高校の生徒は安堵の表情のようだった。対する聖徳高校は、歓喜から一気にため息へと変わってしまう。島崎のゴールキックから、試合が再開したのだった。聖徳高校は、また話し合っている選手がいた。背中には、"NAKAZAWA"と記されていた。今回のキャプテンマークをつけているのは、沢田ではない。それがどういうことなのか私にはわからなかった。

 試合が再開したみたいだ。まだ、前半21分。まだまだ時間はある。ここから、どうなるかは見ものだった。淮南高校の選手たちがボールを回していると、聖徳高校の選手にボールをカットされる。凄い勢いだ。ボールをカットした唐沢は、中央から大きな声で呼ばれる。ボールを持った唐沢は、躊躇せず大きな声を出した方にボールを上げる。ボールを足で止め、すぐさま前へと進んでいく。なんか、流れが変わったのか?さっきまでの勢いが淮南高校にはない。聖徳高校は、ボールを繋いでゴール付近まで近づいていく。なんか、やばそうだな。ボールは、先ほど大きな声を出した工藤に再び渡る。すると次の瞬間、豪快に右足を振り抜いたのだ。ここからだと、距離があるのに。淮南高校のゴールキーパー島崎は、反応が遅れる。必死に体を伸ばすが、さっきのセーブとは同じようにいかない。ゴールネットへと吸い込まれていく様子を見届けた聖徳高校の選手たちからは大きな声が聞こえたのだった。

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