7月1日 聖淮戦(再開)
あぁ、今日はなんだかしんどいな。病気のせいなのか、体の調子の問題なのか。このつらさがずっと続くことは嫌だ。ただ、どうすればこの現状が変わるのか全くわからない。みんな元気だから、しんどくなるというこの現状をわかってくれるのはなかなか少ないことが常日頃考えていた。
ー6月19日ー
開始15分で2点をとれたのはかなり大きい。このままいけば、流れもウチにある。2点を取られた聖徳高校の選手たちは、何やら話をしている様子だった。聖徳高校自慢の沢田、宝来、工藤のトリプルブルドーザーも機能せずってところだろうか。あそこで話をしているのは、エースの沢田だろうか?再び、ホイッスルが鳴り試合が再開したのだった。今度は、聖徳高校のボールスタート。辰巳、中沢、唐沢へととボールが繋がれていく。少し離れたところに、トリプルブルドーザーの一人である宝来が何やら、ジェスチャーを出しているみたい。それに気がついた唐沢は、ロングボールを蹴り上げた。ボールを持った宝来は、どんどん前へと進んでいく。淮南高校の選手たちは、宝来のドリブルに抜かれてしまう。一人、二人。三人、四人と相手選手をかわしていく姿に聖徳高校のベンチから大きな声が聞こえる。
みんなボールを奪おうと必死に宝来にくらいついていく。激しい守備で宝来を囲う。すると、大きな笛の音が聞こえたのだった。さっきまでボールを持っていた宝来は、脚が当たりコケてしまう。宝来にとっても囲まれてしまったらどうしようもないようだ。今度は、淮南高校のボールで試合が再開。MFの佐藤は、巧みな足技でボールを運んでいく。狩野へとつながれてたボールはゆっくり前へ。先ほどゴールを決めた春助に玉波が再びゴール前へと走り出している。狩野は、どちらにボールを出すのだろうか?春助にボールが回るのかと思いきや、ボールは勢野へと繋がれたのだ。聖徳高校としても逆を疲れたようだ。
勢野がドリブルした次の瞬間、工藤がやってくる。工藤は、ここぞとばかりに勢野に激しくつく。まるで、さっきの宝来にした守備のようだ。ボールが足元からこぼれた瞬間、工藤はボールを奪いさり、左にいた沢田にボールを預けたのだった。沢田がボールをもった瞬間、聖徳高校の選手は走り出した。まるで、攻撃の起点だと言わんばかりだ。ボールをもった沢田は、一気に駆け上がり、DF陣を抜いていく。このままいげは、キーパーとの一対一になる。




