表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
14/40

6月3日 意外


 私 「そんな気になる?」

 尾川「まぁ、どんな感じかは気になるね」


 この前私が行った聖徳高校が気になっているみたいだった。


 私 「意外だよ、それは」

 尾川「どうして?」


 聞き返されても困る。


 私 「もっと周りのことも気にしないかと思っていた」

 尾川「そんなことないよ。私がこれ以上人気になったら困るでしょ?」


 聖徳高校の人たちも尾川のことは知っているのかな?


 私 「何よそれ、よくわからないよ」

 尾川「そう?私もBIG3に会ってみたいしね」

 私 「ふーん」


 BIG3に対抗意識があるのか?


 尾川「私も委員会に入れないの?」

 私 「入れないよ。普通の生徒会に入ってないのに」

 尾川「えー。じゃあ、萌音が何とかしてよ」


 また、余計なことを。


 私 「なんでよ」

 尾川「だって、萌音の力があればいけるでしょ」

 私 「まぁね」

 尾川「否定しないのね」


 思わず笑ってしまった。ただ、それくらいのことは私であればできる。


 私 「まぁ、いいけど」

 尾川「じゃあ、なんとかしといて」

 私 「でも、入るんだったらちゃんとしてよ?」


 中途半端なカタチで入るのは私が許せない。


 尾川「わかってるよ」

 私 「何してくれるの?」

 尾川「なんでもするよ?」

 私 「どうしよっかな、、、、」


 どうせしてもらうなら、私たち生徒会ではできないことをしてほしいな。そうなったら、やっぱりこの前のサポートメンバーの強化だな。この前みたいなことをされたら、生徒会のみんなもビビってしまう。


 尾川「何かある?」

 私 「この前、部活に出る人集めたら相当モメてさ」

 尾川「へぇー。そんな大変だったの?」

 私 「大変だったんだよ」


 たぶん、生徒会のみんなはとても大変だと思うし、あの主将たちには会いたくないだろうとおもっているはずあ。そこに、尾川がいたら安心だろう。


 尾川「どうするの?」

 私 「明日、2回目のミーティングがあるから、そこでバシッと言ってよ」

 尾川「いいね、そう言うの。私が強く言うよ!」


 たしかに、強く言ってくれそうな感じはあった。


 私 「頼むよ、尾川が言ってくれたらみんなも従ってくれると思うし」

 尾川「そうだといいんだけど」

 私 「次のミーティングが明後日だから、そこに来てよ」

 尾川「わかったよ。任しといて」


 相当自信があるみたいだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ