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どうしてこうなった?

「さぁ!今日は楽しい、楽しいピクニックの日ですよぉ♪」


 みんな揃っての、お馴染みの朝食。

 しかも、今日は最高の天気です。雲一つありません。

 ピクニックです!


「いや、なにか問題を解決する魔法を使うってお話じゃなかったでしたっけ?」


 リズが心配そうに言います。ちゃんと覚えていますよ?


 しかし、あの魔導書やたらと難しくて実は2日でマスターするのは結構、大変でした。本当に間に合ってよかったです。


「お前・・・本当にアレ使えるのニャ・・・?」


 ラトが、何やらいぶしかげにこちらを見つめていた。


「原理は理解しましたから使えると思いますよ?魔導書ですし読めば使える様になるものなのでは?」


「そんな訳あるか!究極生命魔法とか上位魔術師が一生かけても発動出来るかどうかニャ。それを2日で・・・化け物の方がまだ可愛いのにゃ」


 失礼な猫ですねぇ、人を化け物扱いとは。まぁ、良いです♪

 今日の私は気分が良いのです!

 何せ、お弁当はラックの新作。

 あと魔法を発動する為にも神パンを沢山、食べる必要がありそうです。


 これは仕方ない。そう、仕方ないのです。

 食べなければいけないのなら、仕方ありませんねぇ♪


 明日から本気出すって言っていた?

 なんの事でしょう?今日の明日は明日です♪


・・・


 街の外に出るのはいつぶりでしょうか・・・。

 昔は冒険者に憧れたりもしていたのです。

 トラネコの冒険譚に出てきた様な冒険活劇。


 魔物を倒し、悪者を退治して、弱き者を救う。

 そんな、英雄の様な、勇者の様な冒険に憧れた。

 しかし・・・私は呪いにより・・・。


 呪いの問題が解決した今、冒険者として冒険する事は可能です。

 でも、私は道具屋のピュアである事を望んでいるのかもしれません。


 危険な、スリルに溢れた冒険を・・・求めてはいないのです。


 だから・・・求めてないですから・・・


・・・


 街を出た私達はその数時間後、


「我が名は邪神龍ケイオス・ファフニール!邪神様をたぶらかし、妖精と共に封印した人族を我は許さぬ!!今こそ報いを与える時!」


 屈強な戦士や怪しげなローブを纏った魔術師らしき人物、100人程の武装した集団を引き連れた邪悪な龍が眼前にいた。


 邪龍は禍々しい瘴気を纏い、強烈な威圧を放つ。

 

「なにこのラスボス感・・・?初戦がラスボスですか?負けイベントですかニャ・・・?」


 私は呆れてモノも言えません。いえ、この言葉は私が発した訳ですが。


「コンティニューなしで相手は殺しに来てるから、負けたらモブ決定だニャ」


 ラトも呆れて邪龍を見上げている。

 モブでも良いんですけどねぇ・・・死にたくはないです。


 

 どうしてこうなったのか?

 ちゃんと手順を踏んでお話ししようと思います・・・。

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