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優しい人も怒る時は怒る
「えっと・・・俺が知っているエビちゃんは男で、以前ヒャッハーな格好で現れて俺を凍りつかせた訳だが・・・あのエビちゃん?」
頭の上にハテナマークが透けて見えそうな程、困惑する領主様。
そうなりますよねぇ。
「そのエビちゃんです♪」
エビちゃんは可愛く言う。素晴らしい破壊力です♪
エビちゃんの笑顔は領主様を再び凍りつかせました。さすがですね!
固まる領主様に追い討ちをかけます。
「そう言えば、私の抱えていた問題ですがパンを食べたら解決しました♪」
喰らえ、私の全力悪ふざけ♪
「え?パン?ん?どゆこと?」
嘘は言ってませんよ?
「更にラックの件なのですが彼は問題を抱えていまして・・・」
勢いに任せて私はラックに説明を促します。
「俺の冒険者証明証が『パーン』するのでどうにかしてほしい」
おぅ、恐ろしく端的で意味不明ですね♪
領主様は今、さぞ理解に苦しんでいる事でしょう。
「あ、あと食糧問題がパンストで解決しそうです」
リズのトドメですね。
・・・
領主様は暫くフリーズした後、一言こう言いました。
「うん。お前ら帰れ♪」
すいません。悪ふざけが過ぎました・・・。




