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問題解決?

 無事、三者三様の問題を解決して私達は一息つく。


「あ、そうでした。生命力の問題が解決したので私は再生魔法を使い放題です。ぶっちゃけチート級です。病気だろうと欠損部位だろうと頭髪だろうと回復、再生出来ます」


 という事で私はエビちゃんの頭髪を再生します。

 キラキラ〜とエビちゃんの頭が光り、モシャモシャ〜っと髪が生えました。

 綺麗なエメラルドグリーンのロングヘアーです。にあってますねぇ♪

 美人度が増しました。エビちゃんに素直に感謝されました。


「貴方の件もそうですけど、ラックさんのパンについても、領主様へ報告するべき案件ですねぇ・・・明日、アポイント取っておいてもいいです?出来れば四人で行きたいです」


 私の常軌を逸した治癒能力と、呪いについては訳あって領主様に伝えてあります。

 領主様に救って頂いた私としては、報告に行くのは義務でしょう。


 そして、ラックさんの件。彼のパンはこのソボックの食糧事情を激変させる事でしょう。実は今、ソボックは食糧難に見舞われています。

 彼のパンはその救世主となる可能性があります。

 移民の受け入れも滞っていましたが、それが一気に解決するかもしれません。

 何せ、食糧自給100%アップですから・・・。


 ただ、他の問題も発生します。


「あと領主様の娘さんの件、再発したそうです」


 そうですか・・・。これには事情があります。当時は先延ばしにされてしまいました。

 しかし、今なら問題の根絶が出来るかも知れません。

 これは、むしろチャンスです。確かに四人で行くべきですね。


「ラックさんとエビちゃんも予定は大丈夫ですか?」


 リズは二人に確認を取る。


「俺は構わない」

「私も領主様にはお世話になっているので報告したいと思っていました」


 領主様はエビちゃんの姿をみて腰を抜かすんじゃないでしょうか?


「ラックさん私の呪い、明日にはどれぐらい解除されてそうです?」


 エビちゃんが念のために確認をする。領主様に訪問するだけなのですが、さすがちゃんと事前確認を怠りません。私の解呪ディスペルも神の呪いには効きませんし。


「半分くらいかな。ちなみに俺の事は呼び捨てにしてくれ」

「わかったわ。宜しくね、ラック♪」

「あ!私もピュアと呼び捨てで構いません」

「三人でズルいです!私もです!」


 なんだか呼び方一つでも親近感が湧くものですね。

 ほっと一息つくと、新人のギルド受付嬢がラックの冒険者証明を持ってきてくれました。


「お待たせしました!ラックさんの冒険証、お持ちしました♪」


 愛想のいい可愛らしい女の子の受付嬢はラックに冒険証を差し出します。



 ラックはそれを『パーン』します。


・・・


 え・・・?


 半泣きで涙目になる可愛らしい受付嬢。



「「「ええぇーーーー!?」」」



 問題一つ・・・解決してなかったです・・・。

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