リアルメイドって見たことある?てかメイドって本当に存在するの?
またしても新キャラ登場!
北村は…そろそろ出そうと思う。
皆さんこんにちは。只今放課後でございます。
何?午後の授業?そんなの面白くもなんとも無いし、まして俺が授業をちゃんと受けているとでも?もちろん全部寝たぜ!…スマン自慢する事じゃなかった。何か逆に惨めになって来た。
まぁそんなことは置いといて、放課後だ。
俺は楓の世話もあるし、面倒臭いからどの部活にも入っていない。
よって今から皆で帰る訳なんだが…
「今日は東雲さんのために僕の家でパーティーを開こうと思ってるんだけど、どうかな?パーティーって言っても僕の部屋でちょっと騒ぐだけなんだけどね。」
「良いの?」
「当たり前じゃないか!皆も良いよね?」
「良いんじゃないか?」
「親交を深めたいしね。」
「そうね。」
「じゃあそういうことで、出発!」
「「「「「「おーっ!」」」」」」
「ってなんで皆歩いて行こうとしているんだい?」
「「「「「「え?」」」」」」
「今迎えの車が来たからそれに乗って。」
「どれ?」
「アレ。」
ハルが指をさした先には…
「「「「「「Limousine!?」」」」」」
「そんなに驚かなくても…てかなんで英語?」
「いやだって…」
「まぁいいや。早く乗りなよ。」
俺達はハルの使用人さんに挨拶をしてリムジンに乗った。
俺達は緊張していて固まっていた。
リョウなんて緊張のあまり気絶してやがった。ちなみにハルは固まっている俺達を見て苦笑していた。ちょっとむかつくが…俺も同じ立場なら爆笑してるはずだから何も言えない。
「皆さま、お着きになりましたよ。」
…は!もう着いたのか。此処に来るまでのことを全く覚えてない…まぁいっか。
「こちらでございます。」
…デッケーッ!!何この屋敷!!何坪あんだよ!!何んで門から屋敷まで500メートルぐらいあるんだよ!!てかデケェよ!!
「でかっ!!」
「三次元にもこんな屋敷が存在するとは…」
「これが高嶺君のお家…」
「凄い…」
「うん…」
「皆何突っ立ってるの?置いてっちゃうよ?」
俺達はハルの言葉で我に帰ってハルの後に付いて行った。
「此処が僕の部屋だよ。」
「へー」
「そうなんだー」
「広いわねー」
「凄いねー」
「あれ?あんまり驚いてないね。」
「いやーだってねぇー」
「此処に来るまでにいっぱい驚いたしね。」
「今更こんなもんじゃ驚かないよ。」
「そっか…まぁいいや。それじゃあとりあえずこのジュースで乾杯しよっか。」
「そうだな。じゃあ乾杯!」
「「「「「「乾杯!」」」」」」
うめぇ!このジュース見た目は只のグループジュースなのに飲んでみると全然違う!濃厚な感じなのに後味がすっきりしてる。これが高級なジュースか…味わって飲もう。
「何かやる?」
「人生ゲームはどうかしら?」
「おっ!いいね。」
「盛り上がるしね。」
「じゃあちょっと待ってて。今楠田さんに持って来てもらうから。」
こういう時は人生ゲームが一番だよな。
楠田さんってのは楠田美嘉さんのことだ。ちなみに楠田さんは使用人さん(メイドさん)の一人だ。
「あれ?みんな集まって何してんの?俺らも混ぜてよ。」
楠田さんを待っているとどっかで見たことある奴とそいつのメイドさんらしき人が突然部屋に入って来た。
「あれ?ユウじゃん。どうしたの?」
「ヒマだったから遊びに来ちゃった!」
「そう。僕は別に良いけど…」
「大勢の方が楽しい。」「東雲さんが良いって言ってるから良いよ。」
「ありがとう東雲さん。これから一年間クラスメイトとしてよろしくね。」
「こちらこそよろしく。」
このいきなり入って来た奴はクラスメイトの佐波夕士。佐波の親もハルの親同様有名な会社の社長だ。
詳しいことはわからないがハルとは幼なじみらしい。
ちなみにかなりのドSだ。
「ところで佐波、そのメイドさんは?見た感じ同じくらいの年齢だよな?」
「あぁこの子?この子はメグ。北村恵だよ。可愛いだろ?俺らと同い年だ。」
「きっ北村恵です。私のことはメグで良いですよ。」
「わかった。よろしくなメグちゃん。」
佐波の野郎何笑ってやがんだ?メグちゃんは顔を真っ赤にして俯いてるし…俺何かしたか?
「って痛っ!何すんだよシノ!」
「虫がいた。」
「嘘だろ。」
「うん。嘘。」
「いくら可愛いからってずっと見てるのは女の子に失礼だよっ!井上君!」
「ごっごめん…」
芹沢に怒られた…嫌われたかな?泣いていいかな?
てかなんで俺だけ?リョウとヒロは普通にメイドさんにナンパしてんのに…
「お待たせいたしました。人生ゲームをお持ちいたしました。」
「ありがとう楠田さん。じゃあやろっか。恵さんもやるよね?」
「私は…」
「もちろんやるよね?メグちゃん。」
「…わかりました。私もやります。」
メグちゃんもやりたいのなら普通にやりたいって言えば良いのに…やっぱり使用人としては思う所があるのかな?
「それじゃあビリの人には罰ゲームありってことでゲームスタート!」
「なんで最後の最後でルール付け足すんだよ!!」
作者「ちょっと…二日連チャンはキツい…」
一希「まぁ…お前のわりにはよくやったよ。」
作者「一応褒め言葉として受け取っておくよ。」
一希「ハハハハハ。」
作者「…そんな態度とるんだったら次から主人公を北村にするよ?」
一希「それだけは勘弁。」