幼なじみはツンデレ?いいえクーデレです。
ちょっと遅いけどあけましておめでとうございます!
そして遅れてすみません!
なかなかストーリーとキャラの性格が定まらなくて苦戦中です。
今年も投稿は不定期になると思いますが頑張って書いて行きたいと思います!
「ちょっと時期が半端だが…今日から我がクラスに新しい仲間が加わる事になった。」
「男子かな?女子かな?アタシはイケメンの男子の方が良いな!」
「だよねぇ~」
「いやいや女子だろ!むしろ女子だろ!てか絶対女子だろ!」
「俺も女子の方が良い。」
「男子!」
「女子!」
「「「男子っ!」」」
「「「女子っ!」」」
「喜べ男子。残念だったな女子。転入生は女子だ。しかもかなり美人だ。まぁ…私程ではないけどな。」
「「「よっしゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」」」
「「「え~っ」」」
「だが親しみやすい奴だから女子もそう落ち込むな。そんじゃ入ってくれ。」
ガラガラガラ~ピタッ
「はじめまして。東雲秋穂です。血液型はA型で、誕生日は8月16日。アキって呼んでもらえると嬉しいです。中途半端ですがこれからクラスメイトとしてヨロシクお願いします。」
「「「うぉーっ!」」」
「「「キャーッ!」」」
ん…ふぁ~っ…何かやけに騒がしいな…
「了、何事だ?」
「何事だ?じゃないよカズ!何呑気に寝てんだよ!転入生だよ転入生!しかも女子で大和撫子って言葉が似合うほど美人だよ!」
「何!?それなら早く起こせバカもの!」
教卓の方を見ると了が言った通りの美人がいた。黒いストレートの髪を腰の辺りまで伸ばし、肌の色は白く、顔は凛としていて、着物が似合いそうだ。しかも…胸が大きい!!只大きいだけじゃなくて品のある大きさだ。
「じゃあどうせ1時間目はLHRだからその時に質問とかはしてくれ。じゃあ東雲の席は…」
はっ!俺の隣の席が空いている!まさかこれは…
「窓側の一番後ろの席が空いてるからそこに座ってくれ。」
ですよね~
そんな都合の良いことはテレビとか漫画とかでしか起きないですよね~
クソッ…わかってたよ!わかってたけど一瞬でも期待した俺がバカだった…
すまない北村…一瞬お前が消え無くなれば良いと本気で思ってしまった…
「わかりました。」
ちっ…どうせ俺はフラグの立て方もわからないダメな奴ですよ…ってあれ?何かめっちゃこっち見てない?あれ?俺何かやっちゃったかな?
「一希?」
「…はい?」
「井上一希だよね?」
「うん。そうだけど?」
「会いたかったよ一希!」
いきなり抱き着いて来た!?
え?え?なんですかこの状況は?
男子!そんな殺気立ててカッター持つな!
女子!そんな期待した目で見るな!
先生!他人事だからって笑ってないでこの状況を何とかしてくれ!
「と、とりあえず離れてくれないかな?」
「あ!うん。ゴメン。」
「えっと…俺、東雲さんとどっかで会ったことあるっけ?」
「…小学校」
ヤベッ!ちょっと涙目になって来てる!えっと…小学校…東雲秋穂…東雲…しののめ…しのの…しの…シノ!!
「…シノ?」
「うん!」
「そっか!シノか!いやぁ…余りにも変わっててわかんなかったぜ。」
「うん!一希のために頑張った。」
本当に小学生の時とは全然違う。あの頃は髪はショートだったし基本的に男子に混じってサッカーやら野球やらをやって泥だらけになっていた。その辺の男子より男子らしくて女子にも人気があったし、可愛いかったから普通に男子にもモテた。
でも5年生の終わり頃に親の仕事の都合で引越したんだ。
「って今何て言った?」
「一希のために頑張った。」
「何故!?」
「昔から一希のことが好きで、一希の好みの女になれるようにと…」
ヒュン!
サッ(一歩横に動く)
シュカカカカ!
「「「チッ!!」」」
って危ねぇ!!
奴ら(男子)シノに当たらないように俺の顔を的確に狙ってカッターを投げやがった!!しかもコンマ1秒で!!
「よしわかった。お前もいろいろ言いたいことあるだろうし、俺も聞きたいことがいっぱいあるけど、今は俺の命がとても危険だから話すのは後にしょう。とりあえず席に着け。」
「うん。」
「待て。何故お前は北村の席に座っている。」
「一希の隣が良い。」
「いや、だからそこは北村の席であってだな…」
「後ろの席だと隣の人がいなくて教科書を見せてもらえない。」
「いや、でも…」
「良いですよね先生。」
「うーん…まぁ面白そうだから許す。」
「なんでだぁぁぁ!!」
「こうして一希の命懸けの一日が始まった。」
「変なナレーション付けんなっ!!」
作者「って訳で死なないように頼むよ。」
一希「俺の生死を決めるのはお前だろ!てかメインヒロインの事ほっといて何新しいヒロイン候補登場させてんだよ!」
作者「だって…芹沢のイメージが定まらないんだもん!」
一希「きめぇよ!てか頑張れよ!」
作者「じゃあ次くらいに出そうじゃないか。どうなるかわかんないけど。」
一希「頼むよ作者…」