ス〇バのコーヒーって美味しいよね!
定期試験近いのでソッコーで書きました!
昼休みが終わり、俺は午後の授業を寝て過ごした…じゃなかった。睡眠学習をして過ごした。
そして放課後…
「カズ~この後ストバ行かね?」
「奢ってくれるならな。」
「えー」
察しの良いみんなはもう気付いているだろうが、ストバとは某喫茶店の名前とマークをほぼパクった喫茶店、『ストーバックス』のことだ。ちなみに店長の苗字は守塔。スターとストウを掛けたのかな?
「僕も行きたいな。」
「それなら俺も。」
「じゃあ俺も行く。」
「よし!じゃあみんなで行こう!」
てなわけで俺と了に加えてハルとヒロも行く事になった。
「キャラメル マキアートとブラック モカ チップ フラペチーノとジンジャーブレッド ラテとホワイト チョコレート モカ フラペチーノを一つずつ。」
「畏まりました。」
今、了が俺らの分をまとめて買っている。俺の分は了の奢りだが…確か今日はハルもヒロも金持って来てないって言ってた気がするんだが…まあ良いか。
「買って来たよー」
「遅ぇよバカ!」
「なんだよ!遅いのとバカは関係ないだろ!」
「うるせぇ!テメェらは静かに会話することも出来ねぇのか!!」
「「…お前が一番うるせぇよ。」」
俺と了がちょっとした口喧嘩をしていたら、いきなりヒロがめっちゃデカイ声で注意してきた。まあ確かに今のは俺らが悪かったけど、ヒロの方が100倍うるせぇし周りに迷惑だ。
「カズ君!リョウ君!ヒロ君の言う通りうるさいよ!ヒロ君は声が大き過ぎて周りの人に迷惑だよ!」
「「「スマン…」」」
「わかったのならみんなで仲良く飲み比べてみようよ!」
どうやらハルは俺らのやつも飲みたいらしい。まあ別に女子がいるわけじゃないし回し飲みしても問題ない。
「ところで一希、午前の授業の途中で芹沢が保健室に行くと言って教室を出て行って、昼休みに嬉しそうにスキップしながら戻ってきたんだが…何か知らないか?」
「ブーッ…ゲホゲホッ…何故そんな事を俺に聞く?」
「何故ってお前が保健室に居たからに決まってるだろ。」
「いやっ!断じて何もなかった!俺は何もしなかった!」
「逆に怪しいよカズ君…」
「何!?何かやったの!?」
「俺は何もしてない!勝手に芹沢が…」
「芹沢が?」
「…何でもない。」
危ねぇ~っ!危うく言っちまうとこだった。
「まあ…一希が言いたくないなら言わなくていい。」
ヒロが物分かりの良い奴で助かった。
「全校生徒から情報を集めるだけだからな。そしてその情報を新聞部に売る。」
「ごめんなさい。ちゃんと言いますからそれだけは勘弁して下さい。」
前言撤回!やっぱヒロは悪魔だっ!今度からデビルヒロと呼んでやる!心の中で…
そして俺は仕方なく昼休みにあった事を洗いざらい話した。
「でも芹沢がスキップしてた理由は俺だってわからないよ。」
「「「…は?」」」
「は?とはなんだ!お前らには芹沢の気持ちがわかるとでも言うか!」
「もしかしてカズ君…気付いてないの?」
「何を?」
「いや。だから芹沢さんがカズ君の事すry「さて。全部飲んだことだしそろそろ帰るか。」
「おい!ヒロのせいでハルがなんて言ったかわかんなかったじゃねぇか!」
「別にたいしたことじゃないだろ。それにお前は早く帰って夕飯作らなくちゃいけないんだろ?」
PM6:53
「やっべ!ゴメン!俺先に帰るわ!じゃあまた明日!」
「おう!また明日。」
「バイバイ!カズ君!」
「じゃあな。」
ヤバイ!早く帰って飯作んないと楓に殺される!!
その頃ヒロ達は…
「何で途中で止めたの?」
「いいか春樹。こういう恋愛関係の事は他人を通じてより直接本人に言った方が気持ちがきちんと相手に伝わるんだ。」
「なるほど!これからは気をつけるよ!」
「俺も気をつけるよ。」
「ああ。そうしろ。」
それに言わない方が面白い事になるし、観察のし甲斐があるからな。
楽しませてくれよ!井上一希!
作者「ヒロって何者なんだろ?」
一希「それはこっちの台詞だ。」
作者「だって僕、その場で考えてその場で書いてるから…」
一希「それで良いのか?」