1話 異世界召喚されました。
週一投稿できたらいいな程度で投稿します。
なるべく日曜日の20時に投稿する予定です。
ここ海藍宣統会学園で僕、笠間 真守俗に言う天下一のいじめられっ子だ。
今日も今日とて飽きないのか分からない同じようないじめにあっている。
登校してすぐに分かる定番のいじめ、下駄箱の靴を隠す。
いやー無駄に毎日毎日飽きないもんかね。
そんでこう言われんのよ「まだこいつ学校来てるよゲラゲラ」て。
学校来てもいいだろう。
そもそも高校生になってもいじめをしているなんて本当に幼稚だ。
もう既に17歳が基本の僕達のクラス。
そして僕はクラス全員からいじめを受けている。
案外普通のいじめだよ。
カツアゲ、トイレにいると水をバッシャー、弁当・靴を隠す、パシリ、教科書隠し、挙げるとキリがないレベルにある。
先生に相談しのか?しないよ、どうせ頼りにならないからね。
内の担任はとても優しくてお人好しだ。
そんなことはどうでも良くてですね。
とりあえず鞄から予備の靴を出して、校内に入る。
教室まで歩いている間に聞こえて来るのは此方を見て来る他のクラス。
「あいつ、まだきてんのかよ。良く耐えれるなW」「あいつ馬鹿なんだよ。本当に図太い奴だよなW」
ふん!お前の方が馬鹿な癖に何言ってんだよ。
俺は何時もテストオール満点の1位であり内申点最高クラスで成績は何時もオール5の完璧な僕によくも馬鹿だとほざけたものだ。
あと、訂正していこう。先程全員からいじめられていると言っていたが少し違う。
唯一の幼馴染の春日部 優里だけは俺をいじめていなかった。
優里は何時もテスト2位だ。僕には勝てないと言うこと。
成績はオール5であり、僕みたいな平凡な顔立ちではなくかなりの・・・いやものすごく美形だ。
モデル体型でスタイル抜群なのだ。
男女問わず学年問わず人気の学校アイドル、それが優里だ。
僕とは違い 毎日毎日告白されているらしいのだ。
何故知っているのかって?メールを交換していて毎日今日の出来事を報告されている。
ぶっちゃけ迷惑です。言わないけど。
学校美人アイドルランキング1位だ。
僕は小さな頃から知っているから別に恋愛感情なんて一切ないけどね。
てか、うちのクラスは顔面偏差値はかなり高いと思うよ。
男子のイケメンランキングの1位と2位がいて、女子の美人ランキングの1位と2位と3位がいる。
男子1位は僕のいじめの主犯格の1人であり僕が1番嫌いなのだ。
さらにテストは毎回3位と上位、そのせいで僕は空気読め、とよく言われたものだ。
悔しければ努力しろよまじで。
女子の2位と3位は流れで僕をいじめている感じなのでそこまで嫌いじゃない。
むしろ友達を失いたくないから必死なのだろう。
僕は努力している人が好きなのだ。
男子2位は我関せずを突き通している。
見て見ぬふりもいじめだよね?
さてと今日は僕の1日を教えてあげよう。
まずは教室のスライドドアを開ける。後ろに下がる。
すると黒板消しが落ちてきたのだ。
ふっ、今更こんないじめに当たるわけないだろう。
馬鹿の一つ覚えだな。笑えるWWW。
黒板消しを拾って黒板のところにおく。
にしてもパンパンの鞄は重いぜ。
教科書は毎回全部持ち帰っている。
危ないからね。皆も気をつけなよ。
席に座るとなんと頭を殴られる。
「おい、真守よな〜〜〜に躱してるのかな?」
このウザったいゴミみたいな・・・いやゴミだな。
その声の持ち主でありイケメンランキング1位の悟だ。
クッソ、僕から見てもイケメンに見えてしまう美形の持ち主だ。
僕も僕もイケメンにしてくれ〜。
「なに」
「なに。じゃねーーーーよ馬鹿か貴様わ」
相変わらずのモノマネのうまさよ。
それにお前の方が馬鹿だからな。
「汚れると分かっているのに躱さない理由があるのかな」
「あるよ。大ありだよ。俺達を楽しませろよ」
周りの皆ケラケラ笑う。
イケメン2位さんは読書で無視、美女2位3位は薄ら笑い。めっちゃ無理してるの分かりやすい。
その後はあれこれなにこれと罵倒の嵐よ。
最近はスルースキルが高くなったお陰で全く気にならない。
さすが僕。
ドア待機の悟手下1号が「先生接近」と、叫び皆がそれに合わせて慌ただしく席に着く。
ガラガラ
ドアを開け、超身長で美形で生徒からの人気も高いさらに高校生の時にモデルをやっているだけあって歩き方も気品がある。
それでいて優しく頭が良くクール、と非の打ち所がないとはまさにこのこと、それが佐宗先生だ。
「はーい皆さんおはようございます。出席を取ります」
そう言って順番に首席を取っていく。
今回も休みは誰1人もいないのだ。
僕をいじめて楽しむために皆が来るのだ。
佐宗先生は理科担当で今日は6限目だ。
朝の朝礼が済んで数分の休憩時間になるのだがここでは特に何も起きない。
なぜなら佐宗先生が当分は教室にいるからだ。
だが、今回はタイミング悪くお腹が痛くなりトイレに行くことにしたのだ。
トレイに籠っていると、数人の足音が聞こえてバケツに水を入れる音がする。
そして、上から水がドバー、と流れできた。
わーたいへんだーせいふくがびしょぬれだー(棒)
「少しは頭が冷えたか真守くんよ〜」
悟の声。
何時ものことだ。そして悟手下がゲラゲラ笑う。
こいつらは本当に馬鹿だ馬鹿すぎる。
実はトイレに行く際は何時もビニール袋を個室の上の方にテープで貼り付けているので僕には水がかからない。
そんなのにも気づかないいじめっ子共。
本当に馬鹿。おもろ。
さてさてトイレを出て教室に戻る。
ドアを開けるとほとんどのクラスメイトが此方を凝視している。
皆が皆、驚きの表情だ。
きっと、ずぶ濡れの制服を着た僕を見て笑うつもりだったのだろう。
自分の席に着いて、顔を机に乗ってけて眠る。
キーンコーンカーンコーンキーンコーンカーンコーン
チャイムがなり古典の先生が入ってくる。
1限目は眠くなる古典の授業だ。
先生の話を真面目半分眠さ半分で聞いていると後ろからゴミを投げつけてくる。
ゴミがゴミを投げるな。
全くめんどくさい。
ハイハイ最後に捨てればいいのでスルースルー。
古典教師が黒板に目を向けてチョークを使い文字を書いている。
隙あり、と言わんばかりに教科書の角で頭を叩いてくる。
いっっっっってぇぇぇぇぇ。
少し涙目になる僕。
後ろから笑いを堪える声が聞こえてくる。
きちんと授業受けろよお前、テストの順位下から数えた方が速いレベルだよな。
これだから馬鹿は。
そんでもって古典授業は終わり短い放課が始まる。
「おい、真守。実はさぁ数学の教科書を忘れたから貸してくんね」
悟がそんなことを言うので僕はこう答える。
これね模範回答。皆も覚えてよう。
「僕も数学の教科書を忘れたんだ。だからある人からかりよーー」
顔面にパンチをくらう。
いってぇなおい。
舌打ちをしてから去っていった。
授業が始まると同時に僕は数学の教科書をだす。
何故あんなゴミに貸さんといかんのだ。だろ?
時は流れ昼休み。
オラオラオラァコンビニまで走りパンと飲み物を買って戻る。
パシリだ。
お陰で僕は足の速さと持久力が付いたので悟よりも運動神経がいいのだ。
3000円と買った物を渡す。
何故金を払うかって?カツアゲだよ。
払わないと後々めんどくさいので素直に従った方がいいですよ。
んで僕は弁当を食べ・・・・・・・・・られていた。
悟達を見る、皆笑っている。
殺意ポイントが2000溜まった気分だわ。
殺意ポイントてなんだよ。
そして体育館裏に連れてこされられた。
勿論告白じゃないよ。
パンチパンチサンドバック状態の僕。
鍛えているので大して痛くはないのだが痛いと言った方が速く終わる。
済んだら教室へ戻る。
こうゆう奴は服で隠れて見えない所を殴るのでバレないのだ。
こいつらのパンチじゃあアザもできないので証拠もないのだ。
クッソ。
はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁうっぜー。
教室に戻る途中優里が話かけてきたが無視に限る。
無視しないと「ちょっと幼馴染だからっていい気になりやがって」と暴力を振るわれるのだ。
これだから幼馴染美女は面倒なんだよ。
クラスターまであと2時間12分
5限目が終わり数分の放課がくるのだがここではいじめはない。
次の授業が佐宗先生なので5限目の途中からずっといる。
なので教室にいる限りいじめは無い。
そうそう、昼放の時に教室に帰る途中女子と少し本当に少しぶつかったーーしかも相手が後ろ歩きでーー程度なのに「うっわー陰キャ君とぶつかったーー。災厄だ。陰キャになるんだけど」と叫ばれた。
さらにその友達と思われる子が災難やったね〜と言っているのだ。
ざっとこんな感じが僕の1日だ。
ただ普通の人生。
そのはずだった。
6限目の途中僕達の人生は180度変わる。
佐宗先生の授業は面白いけど昼食べてないから空腹だ。
顔を伏せる。
クラスターまで6-5-4-3-2-1-0
驚愕。
それだけで十分の出来事が今僕、いや、僕達の前で起こっている。
青い光が教室をどんどん埋めていく。
下を見ると、ファンタジー物語に良く出てくるような魔法陣のような物が広がっていく。
ざわつく教室。
あの佐宗先生すら驚愕しているので皆が皆、固まっている。
叫びなど出せる余裕すらない程の驚愕。
二次元しかないと思われていた魔法陣が今、目の前にある驚愕。
驚愕驚愕驚愕驚愕驚愕驚愕驚愕驚愕驚愕驚愕驚愕驚愕驚愕驚愕驚愕驚愕驚愕驚愕驚愕驚愕驚愕驚愕
クラスメイト25名と少ない人数だが皆が驚愕している。
先生も合わせれば26名。
教室が驚愕に埋め尽くされる。
誰1人も逃げない。・・・・・・違う!これはう、動けない。
そう、動くことができないのだ。
さらに驚愕。
もう数分は経過している感覚だが目を動かし時計を見ると数秒しか経っていないと分かった。
そして、光が急激に光る。
この日僕達は異世界ーフレイムサイバーワールドーに転移することになった。
力が全てのこの世界。
弱肉強食が絶対のルール。
それがこの世界。
そのことを知るのはもう少し先の話。
光が収まると見知らぬ所にいることがすぐに分かった。
かなり煌びやか所、教会みたいだ。
そしてこの状況、転移を思わせる状況だ。
「このたびの急な召喚をしてしまい申し訳ありません。是非ともお話を聞いて頂けませんか」
王宮の姫みたいなドレスを着こなしている。
金髪、めっちゃ美人だぁぁーーー目の癒しになるレベル。
場所を変えてめっちゃ広い空間にでっかいテーブルがある。
会議用のでかい机を思い浮かぶ。
思い思いの席に座る。
今更だがここは王城らしいな。
「まずは自己紹介をさせて頂きます。私はこのクランヒクト王国の第一王女フロス・キラミ・ヒクトと申します。フロスと及びください。このたび皆様を無理矢理召喚させてしまって申し訳ありませんでした」
丁寧だ。
てか、よくそんな長文噛まずに言えたものだ。ちょと関心
佐宗先生が見た事のない憤怒の表情で反論した。
「此方は迷惑しています。元の世界に帰してください」
先生、それは無理だろう。
冷静に考えれば疑問にもつところがあるのだ。
言語、そう言語が普通に通じているのだ。
さらに召喚、ここも疑問だ。
そもそも帰ることができるならまずはあちら側から出向く筈なのだ。
そこを召喚と言う形を取っているので帰還は不可能をものがかっている。
「ーーーッ、申し訳ありませんがそれは出来ません。そもそも帰還方法は此方の魔王を倒して頂くしかありません」
典型的だな。
「召喚は一方的なものです。ですが言い伝えでは召喚されたものは100%ユニークスキルを持っている筈です。お願いします。一方的なのは重々承知していますが我々に協力して頂けませんか」
皆沈黙。
中にはワクワクしている人もいるがな。
「生徒の安全を守るのは教師の役目。そんな危険なことは了承出来ません」
「まずは此方の話を」
と、ここは何処の世界かさらに今の状況やここの国がどこなのかを教えて貰った。
魔王が本格的に人類滅亡進めているので対策に言い伝えにある勇者召喚の儀式をしたらしい。
そしてステータスとまたありきたりな物を教えて貰った。
名乗りをあげたのはモチのロン悟だ。
「ーーーーー」
長いので省くがそのせいでクラスメイトのほとんどが賛成した。
佐宗先生も生徒の意見に賛成したのか何も言わなかった。
「ーーッ!ありがとうございます」
体を90度に曲げ礼を述べるフロスさん。
ちょっと質問してみることにした。
「あなた方の言葉が分かるのはそのユニークスキルとは関係ないのですか?」
「はい、それは関係ありません。言い伝えではそれは召喚特典スキルらしいのです」
なるほどな。良かった。
「それでは皆様、教会にきステータスを獲得しに行きますので付いてきてください。獲得したらその後はステータスと心の中で言えば見れるようになります」
こんな感じだ。
皆で教会に行くとになった。
教会で皆が水晶玉みたいのに手を当てステータスを獲得した。
そして一斉に確認した。
◆◇
笠間 真守 Lv1
HP16/16
MP19/19
攻撃力4
防御力5
速度6
知性25
job
錬金術師Lv1
skill
ユニーク
成長の箱庭Lv1
アクティブ
錬金術Lv1
パッシブ
異世界完全言語 スルーLv8
JP0 SP0
◇◆
何故、ジョブはjobなんだ?スキルも同様。
アクティブは任意での発動でパッシブは常時発動みたいだな。
パッシブはON・OFFが切り替えるみたいだ。
スルーのスキルは日本の時にそんな生活を送っていたせいかな。
まじかよ。
「よっしゃーーー。さすが俺。」
悟の叫び。
教会の人や付いてきた国王や貴族と思わしき人が怪訝な表情をする。
悟はなんとjobが勇者でユニークが精霊マスターらしい。
精霊マスターは精霊召喚や可視化、使役ができるらしい。
精霊を通した魔法も使えるらしい。
さらに勇者のjobは魔王戦には必要不可欠なjobらしい。
なんで悟が。
運だけは凄いよな。
後で僕もユニークスキルを確認しよう。
皆確認してjobで別けるみたいだ。
戦闘職と回復職と魔法職と鍛冶職、錬金職に別けられた。
錬金職は底辺職らしい。
勿論、罵倒された。
さすがは真守だな、とか、ここでも底辺かよ、とかそんなのだ。
先生は例外でjobはユニーク職の教師で成長促進スキルが使えるので生徒の育成に当たるらしい。
先程紹介したランキング達だけ紹介しようと思う。
めんどくさいしね。
悟はさっき言った通り。
2位の人はjob賢者ユニークスキル多重魔法攻撃。
優里はjob錬金術師ユニークスキル多重錬金。
2位はjob聖女ユニークスキル並列回復魔法。
3位はjob回復術士ユニークスキル回復魔法威力増強。
皆凄いな。
錬金術師は僕と優里だけだ。
今日は各人に部屋を用意されて今日は休むことになった。
部屋でスキルなどを確認しようと思う。
HPはヒットポイント。ゲームでもよくある。攻撃をくらうと減る。
MPはマジックポイント。ゲームでもよくある。魔法などを使うためのもの。
攻撃力は物理攻撃の威力だ。
防御力はそのまま。
速度は足の速さ。
知性は魔法を上手く使えるための数値だ。あとは高いほど物覚えが良くなる。知性が高い程魔法の威力が上がる。
JP・SPもそのまま。
◆◇
錬金術師Lv1
錬金術の制御と性能に補正がかかる。
知性が上がりやすい。
◇◆
なるほど。
ステータスを開くと半透明なパネルが僕の前に現れ詳細がみたいものを心の中で言うと見れるみたいだ。
◆◇
異世界完全言語
異世界の言語を完全に翻訳・読み書きができる。
◆◇
スルーLv8
呪い系スキルを無効化できる。
呪い系スキルがスルースキルよりレベルが高いと無効化できない。
◇◆
強いなスルー。ビックリしたよ。
◆◇
錬金術Lv1
素材を使い錬金できる。
◇◆
おっふ、簡単な説明すぎるがなんとなくだが使い方は分かる。
そして気になる僕のユニークスキル。
覚悟を決める僕。せめてゴミ確はやめて。
◆◇
成長の箱庭Lv1
異次元の箱庭に入ることができる。
自分が許可した者しか入ることができない。
中では成長促進効果がある。
中ではここの1日が箱庭では1年。
開き方はなんでもいい。イメージすれば使える。
自身成長用擬似人格作成の数1×Lv。
特殊条件を満たすことでも増える。
1度設定したら変えることはできない。
自身成長用擬似人格は1つ1種類しかできない。
自身成長用擬似人格は独自の自我と性格をもつ。
所有者を乗っ取ることは出来ない。
自身成長用擬似人格と使用者の人格と変更可能。
仲間及び部活はいくらでも入れられる。
箱庭の天気や地形は自由に設定可能。
◇◆
おお、長い長い。
でもなんとなくだがどういう物なのかは手に取るように分かる。
とりま使ってみることにした。
必要はないが開く時の言葉でも用意するかな。
開け成長の箱庭!
高さ1m横1mの正方形が現れるが入口のサイズは変更可能だ。
とりま中に入る。
中は暗い広い空間になっていた。
天気は晴れで空間は草原。
願うとその通りの空間になった。すっご。
「成長用擬似人格作成」
言うと半透明なパネルが出てきて設定を促してくる。
◆◇
ノーネイム
成長内容ーなし
名前と成長内容の設定をしてください。
◇◆
なるほどな。
やはり最初は錬金術だよな。
◆◇
名前 錬金術担当
成長内容ー錬金術
人格作成ーーーーー終了。
◇◆
目の前に僕ではない『僕』が半透明な体で現れた。
まさにプログラム映像だ。
『よう、本体。今日からは僕が錬金術を極めて行くから存分に使ってくれ』
「分かった。錬金術担当。頼んだぞ」
空間を操作してこの中で錬金術を極めていく。
その時の記憶や情報と技術が送られてくる。
記憶は自分の脳がやばいので基本はOFFにしていく。
情報と技術だけ送られて来るように設定しておく。
錬金術担当が手に入れた技術がだんだんと僕の体に馴染んで行くのだ。
それでも本家、つまりは錬金術担当よりかは劣るけどね。
そこは人格変更を使えば変わるが逆にそれ以外がダメになるのだ。
情報はそのまま頭の中に情報が流れ込んでくる。
どの鉱物を錬金したらどう使えるのかが分かるようになる。
そんな感じに成長していくのだ。
さらにあちらで1日過ごしたら1年分の修行成果が手に入るのだ。
凄くね。やばくね。
フゥーー冷静になろう。
慢心はダメだ。
錬金術担当に諸々の会話を済ましてから箱庭から出ていく。
そして明日から異世界での生活が始まることに少しワクワクしている自分がいることに自覚しているのだった。
面白ければ幸いです。
評価やブックマーク、感想等是非とも下さい。