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図書館。

古時計。

作者: caem


 キミが見ていた あの向こう側に


 ボクも辿り着ければって我が儘


 窓際で佇み肘掛けて 汽車で遠くを眺めている 横顔に


 次々と耽る まだあどけなかったあの頃から 若草話に


 ただ単純に 手を繋いで 駆け抜ければ良かったのか


 ふたりして 頬っぺたを真っ赤に染めて 勢い良く


 もう あの頃には戻れやしない 教会の鐘が鳴るから


 訪れた絵はがきと 読みたくはなかった文字に


 暖炉に火をくべて


 年老いたのは誤魔化せない 忘れよう


 パチパチ パチパチと焦がせ いつかの夢


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