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擬似・世界大戦   作者: 通りすがりの学生達
2/2

東日本軍・本部

プロローグで、面白いですよ!アピールをバンバンしていたのにこの1話目はなんなんでしょうかね。文章力のない作者をお許し下さい。


綾小路黒曜率いる東日本軍・本部。

今日も隊員の訓練が行われている。


「…もう終わりか?」

「ちょっと、休憩お願いします…」

「…あまり体を酷使するのも良くないな、今日はこれでやめにしようか。」

「やった〜!終わったー!」


今訓練しているのは東日本軍零番隊隊長・花山青彼と隊員達だ。

東日本軍の中で最も強力な部隊だ。


「あーー疲れたー、飯食おー」

「あっ待って下さい雫さん、僕も行きます!」

「ちょっと寝てきます…」


雫と楓は食事の事しか頭にないのかな…?

藍は…仮眠室か。


「隼人は大丈夫なのか?」

「はい、もうちょっとだけ訓練したいのですが、よろしいでしょうか…?」隼人が遠慮がちに聞く。

「別に構わないが…体は大丈夫なのか?」

「はい、まだ余裕がありますので…」

「…そう、じゃ、始めようか。」

と言いながら青彼は剣を構えた。


本部内の食堂にて。

「隼人さんってどこからあんなに体力でてくるんでしょう?本当に謎すぎる…」と食べながら楓が言った。

「ああ…隼人クンはね、1番古参なんだよね。確か5年前くらい前に青彼さんに拾われたんじゃなかったっけ?」

「えっちょっと待って下さい、5年前って、隼人さんが14歳で青彼さんなんか10歳ですよね?なんでそんな年齢で(ここ)にいるんですか?」


「詳しい事は俺も知らないけど…青彼さんはどこからか露樹さんが拾って来て、すぐに頭角を表し始めて作戦にも参加するようになったんだよ。」

「一番隊の露樹さんが…」


「そう。んで、民間人が結構犠牲になった大規模な作戦に参加して…御両親を亡くした隼人クンを拾ったんだよ。」


楓は愕然とした。隼人さんは厳しそうに見えるが、そうは見えない。「そんな…」


「それに…5年前って…『あの』…」


「うん。『あの事件』の後の内乱、もとい戦争に参加したんだ。

隼人クンは()()に巻き込まれたんだよ。まあ、それからずっと着いてきてるんだ。」


「あれに…」現在も過激な戦いは続いているが、『あの戦争』は想像を越える悲惨さだったらしい。一体どのような気持ちで、青彼さんは…。


「ま、青彼さんは十中八九特殊個体(ユニーク)の血が混じってるね。…ただ、知ることが出来たのはここまでなんだ。それ以前の…なぜ軍に来たのか、そういう過去は一切知らないんだ。」


「え?データベースは…」


雫は首を振りながら言った。「一切残ってない。何故か全部、抹消されてるんだ。なんでだろ──」


ビーッ、ビーッ、ビーッ。


「敵襲。零番隊、会議室に集合せよ。繰り返す、零番隊、会議室に集合せよ。」


まずいな…。1番嫌な通常招集(ノーマル)だ。今度はなんだ?


「急ぐぞ、楓。」


「はい!」


会議室にて。


「5分程前、西日本軍と見られる部隊が国境付近で戦闘を開始した。敵にどんな強者がいるか分からないという理由で、零番隊にも出撃命令が下った。」と、青彼が詳細を説明していく。


「送付された映像から判断するに、今回はあまり過激な戦いにはならないだろうから、藍は医療要員として後方でスタンバイしていてくれ。」


「了解しました。」


楓は、一体どのような覚悟で一言一言を言っているんだろう…と考えていた。相当な覚悟が必要だろうに…。


「よし、二分以内に出よう。急げ!」

「はい!」







いやはや…零番隊の凄さをどう伝えられるんだろうと日々悶々としている作者です。


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