人物紹介
読んでも読まなくても特に問題ない人物紹介
第1章の登場人物
アデライーデ・フォン・グライム(9歳)
グライム騎士家の長女として生まれた少女。
加護持ちで王都の騎士団で働く父と、同じ加護持ちの兄が自慢。
同じく気の強い性格の母とはよく言い合いになるが、家族と気のいい村人たちを心から愛していた。音楽や踊りに才能を示す。
全てが崩壊した日、前世の記憶を思い出す。
ローベルト・フォン・グライム(30歳)
フォレンヒスベルク伯爵領の国境沿いの村、グライム領を収める騎士家(下級貴族)の当主。
風の精霊の加護持ちであり、下級貴族としては破格の出世スピードで王都守護の役目を賜る青龍騎士団の小隊長に任じられた。
戦場では風鬼とあだ名されるほど容赦がないが、妻と娘には頭が上がらず、息子には誰よりも期待している、子煩悩な愛妻家。
ベルトルト・フォン・グライム(11歳)
父と同じ、風の精霊の加護を持つグライム騎士毛の跡取り。剣と魔法、学問にも秀でた秀才で、一族の期待を一身に背負う。
11歳とは思えないほど落ち着いた性格だが、母と妹の気の強さには胃を痛めていた。
なんだかんだで妹が可愛くてたまらないお兄ちゃん。
ルイーゼ・フォン・グライム(31歳)
グライム領と同じくフォレンヒスベルク伯爵領にある騎士家の娘。ローベルトとは幼い頃からの知り合い。気の強い性格で、幼少期にはローベルトを振り回していた。
領都の幼年学校に上がる頃には落ち着きを覚え、その美しい容姿で上位の貴族からも婚姻の申し出を受けだが、初恋だったローベルトと添い遂げた。
ハインツ
原作キャラクター。
フォレンヒスベルク領に属する男爵家の妾腹の息子だったが、加護持ちであったために正妻に疎まれた。もとは気の弱い性格だったが、拷問のような訓練の末に現在の人殺しや調略に快楽を覚える性格へと変貌。フォレンヒスベルク伯爵に近づいてその後ろ盾を得、男爵家の人間を調略により破滅させ一家心中に追い込んだ。
ベアトリーチェ・フォン・フォレンヒスベルク
フォレンヒスベルク伯爵家の長女。
気の弱い少女だったが、大神殿での大失態の後人目を機にするあまり周囲を攻撃するようになる。
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