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詩集・夜空  作者: 夜不可視
3/7

或る夏の残像

湿気った匂い

冷たい空気

薄暗いねずみ色の空

頬に触れる霧雨

雨宿りのアマガエル

雨に濡れた木々の香り

今の僕は そこに行きたい


照りつける陽射し

生暖かい空気

蝉の大合唱

微かに聞こえるせせらぎ

真っ青な空

白い大きな入道雲

遠くで聞こえる雷鳴

アスファルトの蜃気楼

僕の足元のアリの行列

今の僕は ここに行きたい


茜色の空

ひぐらしの声

鳥居に立てかけられた虫網

金色に輝くトウモロコシ畑

近所の夕飯の匂い

懐かしい親友の笑顔

東の空に一番星

今の僕は あの頃に戻りたい


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