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こんなクソ小説を読んでくれる人がいて、
とても嬉しいです。
「クソ小説とわかってるなら書くなよ」
クソ小説とわかってても書きます。
ほぼ唯一の『仕事からの逃げ場』ですので。
じゃあ、頑張っていきましょう。
傘見川高等学校という高校に、小さな弁論部がありました。
スピーチや演説を行うこの部の部長の名は逃惑 翼と言い、
ヘタレでチキンな甲斐性なし、と三拍子揃った男子高校生でした。
そして、部員には、
俗に言うツンデレな追方志帆
静かでおしとやかに見える正側鈴紗
ふわふわ天然ロリロリな流碧璃流
というように、一癖も二癖もある女子高生が集まりました。