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第36話 衝撃の事実①

母おすすめのたい焼きを食べながら、車は田舎道を進み、やがて母の実家に到着した。車を降り、玄関をくぐるとすぐに祖父母が出迎えてくれた。


「遠いところよく来たなぁ。」

「陽斗、大きくなったなぁ。」


二人に話しかけられ、陽斗は元気よく答えた。


「じいちゃん、ばあちゃん、久しぶり!」


数年ぶりの対面で両親と共に言葉を交わす。家の中は前に来た時からあまり変わっておらず、懐かしい感じがした。リビングのテーブルにはお茶とお菓子が用意されており、家族みんなで囲んで座った。


「じいちゃん、ばあちゃん、元気だった?」陽斗が尋ねると、


「元気にしてたよ。お前が来るのをずっと楽しみにしてたんだ。」

「そうだよ。陽斗の成長を見て安心したわ。」


祖父母は久々に会えた孫が嬉しいのか、次々と話しかける。


「ピーマンとにんじんは食べられるようになったか?」

「それ小学生の頃だよね。今は食べられるよ。」

「ところで陽斗、学校はどうだ?」

「学校は順調だよ。友達もできて、毎日楽しく過ごしてる。」

「彼女はできたのか?」

「いや、まだだよ。」

「好きな子もおらんのか?」

「…いないかな。」


陽斗はそう答えながらも、ふと美優紀の姿が頭をよぎった。


「まあ、焦らんでいい。ええ人に出会ったら、それでええんやから。」祖父が優しく言った。


次々と飛んでくる質問に陽斗は疲れを見せ始め、

「おじさん、Wi-Fi飛んでるって聞いたけどパスワード教えて!」と質問攻めから逃げるように話題を変え、両親と話をしているおじさんの元へ向かう。


「Wi-Fiは飛んでるけど、そういうのは凛奈が全部やっとるから。」


「じゃあ凛奈に聞いてくる!」


陽斗はおじさんの言葉を聞いて、凛奈の部屋へと向かった。凛奈は陽斗の一つ下の元気な女の子で、陽斗とは小さいころから仲が良く、帰って来るたびに「陽兄ちゃん」と慕われて一緒に遊んでいた。


「凛奈、いる?」陽斗はドアをノックしながら声をかけた。


「はーい、どうぞ!」


陽斗はドアを開けて部屋に入ると、凛奈がベッドに座ってスマホをいじっているのが見えた。


「久しぶり、陽兄ちゃん!元気にしてた?」凛奈はにっこり笑って手を振った。


「久しぶり、凛奈。元気だよ。Wi-Fiのパスワード教えてくれる?」


「もちろん!ちょっと待ってね。」


凛奈は手元のスマホを操作し、パスワードを確認して、「はい、これだよ。」とスマホの画面を見せながらパスワードを教えた。陽斗は教えてもらったパスワードを入力する。


「あれ?繋がらない…。」


「どれどれ…。あ、ここ間違えてるよ。」


凛奈に教えられ、入力ミスしていた部分を直すと無事にWi-Fiにつながった。


「凛奈、ありがとう。」


「どういたしまして。さっき画面見えたんだけど、待ち受けのってなんのアニメ?」


ふと見えた絵を思い出しながら凛奈が尋ねる。


「これはアニメじゃなくてVtuberだよ。今一番推してるVで、星野ソラって言うんだ。」


「陽兄ちゃん、Vtuberとか見るんだね。星野ソラ…聞いたことないけど、有名?」


「うん。前に来たときはそういうの興味なかったからね。ここ数年で見るようになったんだ。個人勢で、有名になってほしいけど全然無名だね。」


「そうなんだ。売れる前から知ってて古参ぶりたい感じ?」凛奈は揶揄うように陽斗に尋ねる。


「そういうわけじゃないよ。ただ単に見てて面白いから有名になって欲しいなって思ってるだけだよ。」


「そっかそっか。でも、個人勢が売れようと思うとかなり大変だよね。」


「知ってる感じで話してるけど、凛奈もVtuberよく見るの?」


「そこそこ見る感じかな。三重出身には有名な人もいるしね。」


「個人勢でイラストレーター兼Vtuberのあの人だね。」


「そうそう、だからってわけじゃないけど、周りもみんなVやってたりするよ。」凛奈はうんうんと頷く。


「みんなやってる?」陽斗が聞き返すと、


「うん、友達とかもVやってる子いるし、私も昔やってたよ。」


凛奈から衝撃の一言が発せられた。



最新の話までお読みいただきありがとうございます。

少し間開いてしまいすみませんでした。

よかった。次の話も読みたい。と思ったらこの下にある☆を付けていただけると

モチベーションアップになるのでよろしくお願いしたします。

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[一言] [角巻わため]に告ぐ、 [光線]を打つな!! 押すなよ構文ではない! 繰り返す、押すなよ構文ではない!
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