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ジャグラバンの騎士領主  作者: テるてルone
騎士領主としての日常と新たな出会い編
8/168

第7・5の話・第3区画、調査(ルシーラ視点)

第3区画での調査ルシーラの視点にて

ルシーラの酒場の調査をする中で

ある賞金稼ぎに出会う

ジュリオールと第3区画に着いたけど・・・。

私は計画を思い返した、

「ルシーラは酒場で情報収集をしてくれ、俺は商店街で情報を集める」

うーん、酒場か確かこの看板だったよね。


酒場の扉を開けて店の中に入った、私は中の光景に固まりました、机が倒れ酔っ払い同士が殴り合い中には傭兵、賞金稼ぎも居た目を凝らせば賞金首もいる。

いや、今は酒場で農場の情報を集めないといけない事を考え続けたあくまで手伝いに来たので遊びに来ているわけでは無い、店主マスターに聞き込みをした、

「あの、マスター酒を一杯ください。」

3分も時間が経ったぐらいだろうか、店主が酒を持って来て、

「はい、嬢ちゃん酒1杯10ディンだ」

ディンそれはこの国の通貨です。

私は10ディンの支払いを済ました。


勿論、私は目立っていたそれはそうだった、こんな辺境の地にドレスを着ている人が居れば誰でも注目する、喧嘩していた人も手を止めて見ていた。

そんな事は無視して酒を飲みながら、

「マスター、この第3区画にあるゴブリンが出る綿の畑を知りませんか?」

「あぁ、嬢ちゃんその畑は東の畑だったはずだが」

マスターは地図に指さしながら言った、横から傭兵が、

「それなら西の方だったはずだが」言ってきた、また賞金稼ぎが、

「いや、その畑は東だったはずだ」そんなこんなでやっぱり喧嘩になりました。

「うーん、結局どっちなのですか?」

第6区画から第3区画まで北上して来た、そもそも何でこんな喧嘩が、また別の賞金稼ぎが、

「その畑なら東で合っているぞお嬢さん」と言って来た。

けれど私は彼を良く知っていた、最近家の周りの酒場で有名な人だったからだ。

「ありがとうございます、天地の賞金稼ぎバルドーさん」

「いやまさか、こんなお嬢さんに知ってもらえているとは」

私は席を立ち店を出ようとした、足を止めてバルドーに名前を名乗った、

「後、お嬢さんではありません。私はルシーラと言います。」

「おう改めて俺は天地のバルドーだよろしくな」

情報を手に入れたので私は店を店を後にして、約束の場所に向かった。


「ジュリオール!て居ない」

広場に着いたがジュリオールの姿は無く私は広場の椅子に腰を掛けてジュリオールの帰りを待つ事にした。

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