[はるな]の正体②
今回は切るところわかんなくて長めです。
「じゃあ、5つ説明してもらりょうか(もらおうか)」
俺はなるべく声が震えないように頑張った。それでも限度があってかんじゃったけど。
「だいぶ強欲だね、でも、悪くない。」
人が変わった彼女は満足そうに頷いた。
「では遠慮なく。
1つ目、なぜ俺に通知が来るようになった?
2つ目、変えた世界はどうなる?
3つ目、お前は一体何者なんだ?
4つ目、俺が消えるのを防ぐにはどうすればいい?
5つ目、あの方というのは何者だ。」
「そんなことか。では、1つ目から。なぜか、あの人の気まぐれだろうね。30年に1回くじで決めているから、運がいいのか悪いのか君が選ばれたってだけ。
2つ目、変えた世界?何を言っているんだ。世界は変わっていないぞ。あっちとこっちはあるけど、君が移動しているだけ。その世界線を超えようとする時に影は残していかなければいけないから君の気配はどんどん薄くなっていくんだ。ここまで消えないと気づかない君も愚かだけどね。
3つ目、私の正体か。自分の正体はわからないなんだよね。てかそれ本人に聞くか?まあ、いうならば待遇のいいモルモットかな。自分は君の目に映っているような人間かもしれない。でも人形かも。そこら辺に生えている草かもしれないし、無機物かもしれない。こうして話しているけど、話しているのは[はるな]じゃないかもよ?
4つ目、君を戻す方法は正直こっちじゃ無理なんだよね。世界線はもう消えないわけだし、先生のところに行かないとなんとも。でも、先生は行ったり来たりするからどこにいるかとか見当すらつかないし。まあ、いまんとこは無理かな。
じゃあ、最後、5つ目ね。詳しくは言えないんだk、、ゴホッゴホッ」
「おい、どうした?顔真っ青だぞ?」
俺は急に汗びっしょりで縮こまるはるなに近づいた。
「触るな!私に触るな!本当に世界から消えるぞ。わたしがここにいることがあの人にバレたみたい。あの人が次に何をするのか80年以上一緒にいる私でもわからない。気をつけることだな。」
ーーピカッ
急にその場が眩しく光り、彼女は消えた。
「き、えた」
俺は腰が抜け、その場に座り込んだ。




