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薄くなる影

綻びはどんどん大きくなっていく。


ゲームを起動すると、アップデート通知が表示されていた。


《不具合を修正しました》

・想定外の行動を取るプレイヤー

・物語進行を阻害する存在


削除に移ります。


その文面を見た瞬間、背筋が冷える。


慌ててキャラクター一覧を開く。

名前が並ぶ中で、俺自身の名前だけが薄くなっている。


存在しているのに、消されかけている。


現実でも、同じ現象が起き始めた。


集合写真では、俺が透けている。

クラスで名前を呼ばれても、教師が首を傾げる。

「今、誰か呼んだか?」


呼んでも誰も返事をしないことが度々起こる


世界が、俺を“認識しなくなっている”。


でも相川だけが、変わらず主人公を見ていた。


俺は縋るように言った。


「なあ、相川。お前はおれをわかっt」


「ねえ、」


放課後、誰もいない教室で机に座った彼女は言う。


「消えそうなの、あなたでしょ?」


夕日に照らされた彼女は恐ろしいほどに綺麗だった。

彼女の正体がついに?

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