カップラーメン
初めまして、天川裕司です。
ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。
また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。
どうぞよろしくお願い致します。
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬
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無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、
お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。
基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。
創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪
出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬
でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、
どうぞよろしくお願いします(^^♪
タイトル:カップラーメン
心理ホラー犯罪の骨子の部分。
男が住んで居たのはアパート。
この男はカップラーメンが何よりの好物。
その日、男はカップラーメンを3つ続けて食べていたと言う。
男「ほんとですよ!僕はこのカップラーメンを3つ続けて食べてたんです!」
警察「本当ですか?」
男「本当です!」
なんでこんなやり取りになって居たのかと言うと、
男が住んで居る隣の部屋で殺人事件が起きていたから。
その日、男のほかにアパートの住人は誰も居らず、
みんな外出していた。これを男は知らなかった。
だからその時間、
アパートに居たのは被害者の女性とこの男の2人。
警察「もう1度訊きます。あなたはその時間、この部屋から1歩も出て居なかったんですね?」
男「だからそう言ってるじゃないですか!僕はこの部屋で、カップラーメンを続けて3つ食べて居たんです!」
男「それに僕は結構グルメで、ちゃんとカップラーメンを作って食べる派なんです。だからお湯を入れて3分ちゃんと待ちました」
警察「その食べて待って居る間に、事件が起きたと?」
男「そうですよ!確か事件が起きた時間帯は、僕が自分の部屋でラーメンを食べて居たその10分の間でしたよね?」
男「グルメな僕がちゃんとラーメンにお湯を入れて待ち、そのラーメンを食べる間にどうやって犯行に及べると言うんですか!?」
警察「君はよほどの大食漢と聞いている。そうだね?」
男「え?…ま、まぁ不本意ながらそうですけど」
警察「なら、たった3個分のカップラーメンの分量など、君にとっちゃペロリと平らげる程度の量になるか」
男「?何をおっしゃってるんですか」
警察「君はまるで1個ずつカップラーメンを作ったように言ってるが、3個まとめて作ったんじゃないのか?」
男「!?え、えぇ??」
警察「まぁ分かり易い動揺だこと。そうだったんだな」
男「い、いやそれはその、あの…」
警察「確かに1個ずつカップラーメンにお湯を入れて作れば最低でも9分かかる」
警察「でも3個まとめて作れば3分で済み、食べる時間を合わせても、君ほどの大食漢なら時間が余る」
男「な、何を言ってんですか!」
警察「しらばっくれるんじゃないよ。その時間、このアパートには被害者と君しか居なかったんだ」
警察「窓から犯人が入った形跡は無い。つまり犯人は部屋のドアから堂々と入って居る」
警察「これは顔見知りの犯行とも取れる」
男「…!?」
警察「君を重要参考人とする」
のちにこの男は簡単に自白した。
警察にとってはこの簡単に
自白してくれた事が何より有難かった。
警察と犯人が共同で
解決した様な事件になるのだろう。
(※)これまでにアップしてきた作品の内から私的コレクションを再アップ!
お時間があるとき、気が向いたときにご覧ください^^
動画はこちら(^^♪
https://www.youtube.com/watch?v=qEmfP7YHV4w
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
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