お彼岸
我が家は、であと、らしい
義父の弟姉妹達とその子供達が、たくさんいて
お盆と、お正月と、お彼岸と、命日には、
お墓参りにやってくる
そのついでに、我が家に立ち寄り
お仏壇にお供えを持ってくる
本来なら、上がってもらって
お焼香の一つもしてもらい
お茶の一つも、お出しするべきだが、
おばあちゃんが亡くなって13年、
一度も掃除をしていなかった為
義父方の親戚は、ほとんど、家に上がらず
お供えだけ、置いていっていたらしいが、
今年は、私達が、頑張って、大掃除したおかげで
お墓参りに来た、親戚の方々に
上がって、お焼香していただき
お茶をお出しすることができた
((お兄さんに、お線香あげれるなんて、何年ぶりやろ))
[[もう一度、この家に上がれるなんて思わなかった]]
{{これ、これ、これの色よ!
お母さんが生きていた頃とおんなじ床の間の色よ}}
涙を浮かべながら、みんな、凄く喜んでいる
見ている私まで、胸が熱くなった
そうして、お菓子の箱が10個以上、お仏壇の前に
積まれていった
それも、全部、一番大きな箱か、2段の箱だ
しばらくは、お供えして、
少しずつ、下げ渡してもらうのかな?と、
思っていたら、衝撃の出来事が!
自分の目を疑った!!!
私と主人でお見送りをし、玄関を開けると、
親戚が帰るやいなや
まだ、車のエンジン音も聞こえるというのに、
茶の間で、姑が、ビリビリと、
お供えのお菓子の包装紙を破っている
もちろん、ゴミ袋には捨てず
次から次へと、全てのお供えの箱を義弟に
茶の間に運ばせ、ビリビリと破っては、その辺に
ポイポイ、捨てている
[お袋、ゴミは、ゴミ箱に捨てなはい]
【あとで、捨てる】
って、そんなにたくさん、ゴミ箱に入らないよ!
じゃ、なくてー!
(お供えしないの?)
[えっ?]
(普通、しばらく、仏様にお供えするんじゃないの?)
[えっ?]
【餡物は、はよ食べんと、腐るがよ!】
{薫さんは、そんなことも知らんが!}
義母と義弟の言葉にびっくりする
主人の耳元に
(せめて、仏様に、手あわせたのかな?
これは、お義父さん達がいただいた物だから
普通は、仏様に、いただきますと言ってから
もらうのよ)
はっとして、
[お袋も、修二も、親父達に、手合わせてからに
しなはい]
結局、食べるんや!
さらに、耳打ちする
(賞味期限書いてあるけど、今日明日で腐らないよ)
少し考えて
[一度に、食べなさんなよ!
日付みて、早く腐るのから、食べなはい]
【おまえは、わからんがやけん、黙っとけ!】
なんか、恐い
まるで、餌を前にした、野良犬か、烏みたい
恐い、恐い
早速、まるで、ドラマのワンシーン
何日も食べてない人が、ガツガツ食べるように
次々に、お饅頭や、どら焼きを、飲み込むように
食べ続ける義母と義弟
目をそらせず、じっと2人が食べる所を見ていたら
【今日は、あったかい、おうどんにしてや】
夕食も食べるんだ!
別腹ですね!
びっくりしていたら、
【かき揚げもしてや】
マジかぁー!
少し早いけど、見てるのも嫌なので、
夕食作りを始めた




