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牛名物語  作者: Victoria るぅ
ありえない日常2
23/31

お彼岸

我が家は、であと、らしい

義父の弟姉妹達とその子供達が、たくさんいて

お盆と、お正月と、お彼岸と、命日には、

お墓参りにやってくる


そのついでに、我が家に立ち寄り

お仏壇にお供えを持ってくる


本来なら、上がってもらって

お焼香の一つもしてもらい

お茶の一つも、お出しするべきだが、


おばあちゃんが亡くなって13年、

一度も掃除をしていなかった為

義父方の親戚は、ほとんど、家に上がらず

お供えだけ、置いていっていたらしいが、


今年は、私達が、頑張って、大掃除したおかげで

お墓参りに来た、親戚の方々に

上がって、お焼香していただき

お茶をお出しすることができた


((お兄さんに、お線香あげれるなんて、何年ぶりやろ))

[[もう一度、この家に上がれるなんて思わなかった]]

{{これ、これ、これの色よ!

お母さんが生きていた頃とおんなじ床の間の色よ}}


涙を浮かべながら、みんな、凄く喜んでいる


見ている私まで、胸が熱くなった


そうして、お菓子の箱が10個以上、お仏壇の前に

積まれていった

それも、全部、一番大きな箱か、2段の箱だ


しばらくは、お供えして、

少しずつ、下げ渡してもらうのかな?と、

思っていたら、衝撃の出来事が!

自分の目を疑った!!!


私と主人でお見送りをし、玄関を開けると、

親戚が帰るやいなや

まだ、車のエンジン音も聞こえるというのに、


茶の間で、姑が、ビリビリと、

お供えのお菓子の包装紙を破っている


もちろん、ゴミ袋には捨てず

次から次へと、全てのお供えの箱を義弟に

茶の間に運ばせ、ビリビリと破っては、その辺に

ポイポイ、捨てている


[お袋、ゴミは、ゴミ箱に捨てなはい]

【あとで、捨てる】

って、そんなにたくさん、ゴミ箱に入らないよ!


じゃ、なくてー!

(お供えしないの?)

[えっ?]

(普通、しばらく、仏様にお供えするんじゃないの?)

[えっ?]


【餡物は、はよ食べんと、腐るがよ!】

{薫さんは、そんなことも知らんが!}

義母と義弟の言葉にびっくりする


主人の耳元に

(せめて、仏様に、手あわせたのかな?

これは、お義父さん達がいただいた物だから

普通は、仏様に、いただきますと言ってから

もらうのよ)


はっとして、

[お袋も、修二も、親父達に、手合わせてからに

しなはい]

結局、食べるんや!


さらに、耳打ちする

(賞味期限書いてあるけど、今日明日で腐らないよ)


少し考えて

[一度に、食べなさんなよ!

日付みて、早く腐るのから、食べなはい]


【おまえは、わからんがやけん、黙っとけ!】

なんか、恐い

まるで、餌を前にした、野良犬か、烏みたい

恐い、恐い


早速、まるで、ドラマのワンシーン

何日も食べてない人が、ガツガツ食べるように

次々に、お饅頭や、どら焼きを、飲み込むように

食べ続ける義母と義弟


目をそらせず、じっと2人が食べる所を見ていたら

【今日は、あったかい、おうどんにしてや】

夕食も食べるんだ!

別腹ですね!


びっくりしていたら、

【かき揚げもしてや】

マジかぁー!

少し早いけど、見てるのも嫌なので、

夕食作りを始めた

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