0041. ぼっちと素直に言われたよ
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「はっきりと言った。はっきりと。そうだと思いますが、もう少しオブラートに包んでも。っで、そうなるとどうすればいいんですか」
「もぉ~、わかりきってるでしょ。わかってるのに、そういうこと言うんだから。だ・か・らぁ、ダンジョン行きましょう!」
「……はぁ~、ここまで押しが強いとは。一応、聞いておきますが、なんでそこまで進めるんですか」
「………それはぁ。……ナ・イ・ショ」
顔をそむけたぞ。何かあるのは、間違いなんだけどなんだろう。理由がわかないんだけど。
「教えてくれてもいいじゃないですかぁ。若菜さんと私の仲なんだから」
「…残念だけど、私も詳しく知らないのよ。ギルマスから指示されてるだけで…」
あっ、一部嘘だ。ギルマスから言われてるのは、本当だと思うけど、ギルマスと若菜さんの関係性を考えると、絶対、ぜぇったい若菜さんは、理由を聞いているはず。それでも言わないってことは、何かあるはず。
まぁ、聞いたところで答えないだろうし、どっちにしろ、ダンジョンには行くことになるだろうから、ここは心の中で貸し一つにしておこう。
「わかったわ。そのダンジョンに行って来るよ。それで場所はどこにあって、どんな魔物が出るの?」
「場所は、北門から出て、10分くらい歩けば着くわよ。草原と森の辺りで、入口に簡易の受付所を作ってあるから、わかると思うわよ。まぁ、わからなくても、異邦人が多く通ってるから、人に付いていけば行けると思うわよ」
「ありがとう。それじゃ、他の異邦人に付いて行くわそれとダンジョンの中はどんな感じなの?」
wikiとか攻略ページをログアウトしたときにでも、見ればすぐにわかるだろうけど、若菜さんがどこまで教えてくれるかも興味あるし、ここは聞くの一択でしょ。
「それぐらいなら、教えるわよ。ダンジョンは今のところ10階層で終わりね。途中に採取、採掘出来るエリア階層が発見されているみたい。それとモンスターハウスと呼ばれる部屋とボス部屋も複数の階層で見つかっているわでも、出てくる魔物は、この街の周辺にいるのとあまり変わりはないから、そこまで手間取ることも無いかな。普通は」
最後の「普通は」って言葉に若干の悪意を感じるわね。まぁ、戦闘が出来るなら、問題無いレベルだと言うことね。これは、もしかしなくても、私にはキツイかもしれないわね。
「細かく教えてくれてありがとう。それと追加で質問なんだけど、みんなチームで攻略しているのよね。私のようなソロの人もそれなりにいるのかな」
「数は少ないけど、ソロで攻略している人もいるわよ。でも、琴音さんには参考にならないわよ。だって、大抵のソロの人は戦闘が出来るから、戦闘が苦手でソロで攻略している人は、私が知る限りでは居ないわ。琴音さんがソロで攻略するなら、ここギルドで初めてかも知れないわ」
えぇ~、ソロってそんなに少ないのぉ~。戦闘なんて無理でしょ。ここは狐火ちゃんに頑張ってもらおう。
「そうなんだ⤵。まぁ、私は狐火ちゃんがいるから、実質チームだし、メンバーの中で戦闘苦手な人がいても普通でしょ」
「…何、理由のわからないことを言ってるの。琴音さんはソロでしょ。幻獣をチームメンバーと数えたら、他のソロの人もチームになっちゃうじゃないの。何を言ってるの!」
「……んぐぅ、……そうかも知れないけど、私以外のソロは戦闘できるって、私がなんか人と話せないボッチの人みたいじゃない。……なんかイヤだなって思って」
「人と話せないコミュ障なんて思ってないですよ。ほらっ、私ともちゃんと話をしてるじゃないですか。……まぁ、ボッチではありますが」
「ボッチだとは思ってたんだ……、ははっははは」
「そんなことはどうでもいいので、ダンジョン攻略がんばってくださいね。ちゃんとダンジョン内でのクエストもあるので、受けて行ってくださいよ」
「もぉ~、わかりました!クエスト受注して行ってきますよ。それじゃ、若菜さんオススメのクエストの受注処理お願いします」




