0040. 次は何のクエストにしようかな
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グッズ製作も無事?に終わって、採取、討伐、錬金と一通りのスキルを使ったクエストなども経験する事ができた。ところどころで、理不尽というか「げせぬ」こともあったが、まぁしょうがないと思うことにしよう。
それで、今日からはどんなことをしようかな~~。とりあえず、若菜さんに何か良いクエスト無いか、もしくは狐火ちゃんと楽しめる場所がないか聞いてみよう。
「若菜さん、この間はどうもありがとうございました。どうですこれ。この間作ったモノ、可愛いと思いません?」
「あらっ、琴音さん。この間はお疲れ様。狐火ちゃんの首輪、可愛いわね。琴音さんのブレスレットもいい感じですよ。それで今日はどうされたんですか」
「今日は何か良いクエストがないかなと思って。若菜さんに紹介してもらえないかなと」
「う~ん、そうですねぇ。琴音さんはあまり好きじゃないかもしれないですが、この間、この街の近くに新しいダンジョンが生成されまして、そのダンジョンなんかどうですか」
ダンジョンかぁ~。あまり興味無いかな。だって、戦闘しないといけないじゃない。ギルドでの戦闘訓練もこの間のチームクエも良い思い出が無いからなぁ~。もう黒歴史化が止まらないんだよね。
「ダンジョンですか。正直、私の戦闘センス、戦闘能力だと、良い結果になりそうにないんですよね。逆に黒歴史を作りそうな気もしないでも無いです」
「……………………………。………そっ、そんなことは…………無いわよ?」
「ちょっと、どうしてそんなに間が開くんですか。それと疑問形って、フォローにもなって無いじゃないですか。せめて、ちゃんとフォローはしてよぉ~、自覚はしてるんですから」
「……まぁ、自覚しているなら、……大丈…夫…じゃない。無茶はしないでしょ?」
「そりゃぁ、無茶なんてしませんよ。戦闘するのがイヤなんですから。…………って、なんでダンジョンに行くような空気になっているんですか。行くなんて、考えてないですよ」
そう返事したら、若菜さんがやれやれというような顔をして、首を振っている。よくアニメやマンガで見るシーンだけど、ホントにやっているのを目の前で始めて見た。
でも、なんか見るとイラッとするわね。馬鹿にされたと言うか、こんなことも分からないのかって、暗に言われているようで。
「……ふぅ~、琴音さん、よく考えてダンジョンに行かないなら、町中の依頼かこの街の周辺での採取クエストになるけど、そればっかりしていても、ランクは上がらないよ」
「う~ん、別にそれは構わないわ。だって、狐火ちゃんをモフモフできれば十分だから、生活出来るぐらい稼げれば十分よ。スローライフってやつだね」
若菜さんがまた首を振っている。さっきよりも残念な子を見る感じで。
「……はぁ~、琴音さん。琴音さんはずっとこの街で暮らすの?私達は嬉しいけど、異邦人の方はどんどん次の街に向かっているわ。新しい冒険を探しにだったり、新しい仲間になる幻獣を探しにだったり、そのためには隣街やその先の街に行く必要があるでしょ。戦闘出来ないなら、冒険者を雇って護衛してもらうしか無いけど、そこまでお金貯める?」
「……はっ、そうだぁ、そうだねぇ。狐火ちゃんだけで無く、他のモフモフ幻獣を探して、仲間にしないと。モフモフハーレムが出来ないじゃない。ありがとう、若菜さん気づかせてくれて。私、次の街に行ってみます」
そう言って、ギルドを出ようとすると、若菜さんに腕を掴まれて止められた。
「ちょっと、何、急に行こうとしてるのよ。今の戦闘能力じゃ、隣街まで行けないわよ、琴音さんじゃ」
若菜さんにはっきりと言われてしまった。いやっ、なんとなく、薄々は気づいていたのよ。今のままじゃ、戦闘は出来ないって、でもさぁ〜〜、向き不向きはあるし、才能の有る無しもあるじゃない。そんな無いものねだりのところに頑張ってもねぇっていう気持ちが強くて………。どうしようかな~。確実にダンジョンに行く流れを作ろうとしてるしなぁ~、若菜さん。




