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ちびっ子Vtuberはのぞまない‼︎  作者: あーちゃん
4/7

初配信は波乱万丈?!







昨日のグループ通話の後同期の2人でチャットしてわからないことなどを相談しあっていたため同期同士の仲を深めながらそれでもわからない所をマネージャーさんに質問するということを繰り返していた。




そして、ついに配信日になった。



昨日の夜は緊張で眠れなかったところをお姉ちゃんに寝かしつけられた。もう子供じゃないのに僕になってから過保護になりすぎだよ…


VTuberになったら自立できるかもしれない!


ドキドキするよ…

これから僕の新しい世界が始まるんだ。




◇◇◇



『初配信!!』

『待機中!』

『待機中!!』

『フォルトゥナ第3期生と聞いて』

『初めまして』



さすがはVTuberの大手企業の『フォルトゥナ』、始まる前からたくさんのコメントが送られてくる。




「ぅーこんなにたくさんの人が見るなんて聞いてないよ。僕初配信だよ数人でいいのに。個人でした方がよかったんじゃ…」


怖気付いているとマネージャーさんからチャットが届く。



マネージャー:【そろそろ時間なので開始してください。】


わかってるけど配信開始のボタン押す度胸僕にはないよ…

グズグズしているとしずくからもチャットが届いた。



しずく:【どうしたの?何かあった?】


仕方がないのでふたり同時に返事を返す。


ルナ:【人が多くて怖い…】


するとしずくから電話がかかってきた。



「ルナならできるから大丈夫!頑張って私もちゃんと見てるしもし何かあっても私とマネージャーさんが指示してあげるから頑張って!」


僕の後にしずくも配信するのに僕が台無しにしちゃだめだよね。

できるかわかんないけどやるしかないよ!



「こんにちは、僕、あ、いや、私の名前は白鳥ルナです。き、今日からよろしくお願いします!」



《始まった!》

《待ってました》

《待ちくたびれた》

《まさかの僕っ子?》

《緊張しなくていいよ》

《そうだよ!自分の家だと思ってゆっくりしてってね!!》

《↑なんか家主おる》

しずく:《がんばれ*(°̀ᗝ°́)و

あと、僕っ子なの隠せてないよ!》


せっかく美月姫が慌てて一人称を変えたのにもかかわらずしずくがばらしてしまった。



「しずくありがとだけど僕まだバレてないよ!えっとまず…何するんだっけ?」



さっきまで覚えてたけど緊張して内容飛んだ。


マネージャー:〈まずは自己紹介をお願いします〉



「僕の名前はさっき言った通り白鳥ルナです!一応天使という設定…間違えた天使として生まれたそうです。」




《聞こえてしまった…》

《聞かなかったことにしろ!》

《大事だよね設定…もしかして僕っ子も?》

しずく:《天使はわかんないけど僕っ子は普段からです!すごく可愛い》

《リーク助かる!》



「だって知らなかったもんさっきまで僕鳥がいいって言ったし!」


しょうがないよ今までアバター見てないもん



『裏情報やめてwwwwおねがいwww』

『本音ダダ漏れで草』

しずく:『マネージャーさんからの情報。鳥がいいと言われたがお母様の発案の羽があるし天使にしてとの事なので姿は天使になりました。ですが苗字に鳥を入れました。アバターの変更は受け付けてませんとの事です。なんかリアルが可愛すぎて天使にしか見えないそうで…』



「それって僕がVTuberになるのを3日前に知ったからじゃなくてママの、お母さんのせいって事?それはずるいよ!僕に教えてくれてもいいじゃん」


しずく:『伝令役より、時間が少ないのでまとめて下さいとの事です。』



「絶対マネージャーさんから言われてるじゃん!けど時間が無いのがほんとだから何も言えない…」



《あれもう終わりな感じ?》

《もっと裏情報聞きたかった》

《大丈夫また聞けるから》



「言わないよ!それじゃあ〜今日はここまで次回はリスナーさんの呼び方を決めて言ってそのあとはマシュマロを読んでいくのでつきったーなどに聞きたいことなど投稿してください。またね〜」



『知りたいこと全部書き込め!》

《またね〜》

《裏情報出るかもしれん》

《バイバイ〜》




配信が終了しました。





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