2話 彼女の同意
読んでいただきありがとうございます。
タイトルは、変更すべきだと思いますが一応これで行きます。
そうして、一週間が経過した。
彼女はこの部屋になれたみたいで勝手に何もかもやってくれる。俺もやろうとしたけど、彼女にきっぱりと断られた。
というか、彼女のご両親は心配していないのだろうか?勝手に知らない人の家に娘が行っているとか...いくら、彼女が大丈夫と言っても罠にはめらているかもしれないという恐怖心を抱いていた。
一度はあって彼女のご両親とお話でもした方がいいのではないのだろうか?やっぱりこれは、最低限のマナーではないのだろうか?
そして、彼女にまた聞いた。
「やっぱり考えたんだけど、君のご両親に挨拶すべきかと。」
「そう。」
「心配かもしれないし。」
「結婚だったら喜んで戻るんだけど...もうね...」
彼女の言葉が詰まっている。何かを隠しているのだろうか?興味があるけど、それを聞くようじゃというためらいがある。
人の秘密は、自分を守るため。それ以外にも意味はたくさんある。
人を傷つけないため。もし、それだったら僕を守っている。それを聞くことはあまりに良くはない。
「まあ、ちゃんと挨拶しておいてくれたらいいけど、やっぱり俺も心配なんだよね。君の為にも。」
「えぇ。明日にでも一度戻ってまた話しておくわ。」
「ありがとう。」
それだけ返事をしておいた。
そして、次の日帰ると彼女はいなかった。
海の方もいなかったし彼女は帰ったんだろう。
少し寂しいけど、久しぶりの一人という感じだ。彼女が勝手に住み着いていた気がするけど...
ゆっくりと読書をしながらくつろいでいい時間になったので料理を始めた。
料理といってもそこまで上手ではないので毎回料理をするときは緊張している。いつも間にか、二人分作ってしまった。
まぁ、明日の朝の分にすればいいか...
そう思っていると、扉が開く音が聞こえた。
「ただいま。」
そう、ユカさんの声が響き渡る。そこまで大きな声ではなかったけど小さな部屋なのでしっかりと聞こえる。
「あぁ。おかえり。」
そして、僕の前まで走ってきて婚姻届を突き出した。
「もう年齢的に大丈夫のはずよね?」
そこには、しっかりと彼女の名前が書き記され証人として彼女の両親が書かれていた。
「早すぎない?」
「早くはないわ。私にとってはもう十分な同棲期間だったから。」
「年齢は...」
そう言いながらそこに書かれた生年月日を確認した。19歳だった。あと数日で20歳になるんじゃないかという頃だった。
「えぇ。その通りよ。」
「なんで、こんなに君は急いでいるの?結婚に対して...」
「そうだね。私が、こうして愛せる人を見つけたんだからほかの人に取られたくないからね。」
読んでいただきありがとうございます。
本日の内容もペラペラですね...
私事ですが、ここ最近あまりにも忙しすぎてこれを毎日続けられるかよくわかりませんが毎日続けていきたいと思います。
これからもよろしくお願いします。