表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

店主

作者: そらまめ堂

機関車トーマスという現象

余りに金が無いので、これはおかしいのではないか、最後の審判はどうしたのか、と思い出して自分の身をバラ売りするしか無いと思い至った。いざ売るとなると何処を売ってやらうかと迷うものだが、どうせ頭が値が良いに決まっている。ところがどうした訳か私の頭は350銭にしかならないと言ふではないか。逆に親指の爪などは1片1万円になるという。私の頭は爪以下、ということか。そんな茶番があるか、おひ、店主を出せ、出せというんだこの腑抜けども。この腑・ど・ぉ。奥からゆっくり現れた店主らしき主体はどう見ても機関車トーマスだった。私の頭を350銭と値切った奴の不正を正そうとして出会ったのが機関車トーマスとはお笑いぢゃないか。おひ!トーマス!私の頭の値が可笑しい。どうかしている。そう言うと、トーマスと思しき主体は訳のわからない言葉で話し始めた。機関車トーマスは何処の国のものだったか、そもそもここはドーソン島ではない!ドーソン島には毛の生えた機関車も有るという。まるでマジックのように毛が生えるのだ。そうだ、ドーソン島は英国に違いない。それだから毛の生えた機関車等があるのだ。英国には島が多数あるからな。私を言語で愚弄しようとしても動じぬ。ドーソン島には毛の生えた機関車が走り始めていた。そしてその毛には小さく数式らしきものが書かれている。その数式を研究する専門家集団の長は、鼻の長さで全ての物を測る天才として君臨していた。彼の鼻は特に短くも、長くもなかった。普通だった。ただ、極めて平均値を取っているかと言われれば寧ろそんな事は無く、つまり特出したものではなかった。彼はその鼻を使って数式を解こうとしていた。

解けなかった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ